6月24日の日経平均株価は寄り付きから上昇してスタートすると、上昇幅は朝方に一時600円超を記録。買い一巡後は上げ幅を縮小させたものの、引き続き高値圏で推移し、前日比436.47円高の38,790.56円で取引を終えました。
この日の朝方、トランプ米大統領が自身のSNSで「イスラエルとイランが暫定的な停戦で合意した」と投稿。これを受けて中東情勢悪化への懸念が後退し、リスク選好相場となった模様です。加えて、米連邦準備理事会(FRB)が早期に利下げに動くとの観測も追い風となったとみられています。
日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが148銘柄、値下がりが73銘柄、変わらずが4銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、レーザーテック〈6920〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、住友不動産〈8830〉、NTTデータ〈9613〉、本田技研工業〈7267〉、三菱地所〈8802〉、デンソー〈6902〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は15億8,000万株、売買代金は4兆2,040.36億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、非鉄金属、空運業、証券業、その他製品、電気機器などが上昇した一方、鉱業、石油・石炭製品、不動産業、海運業、パルプ・紙などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位がリズム〈7769〉で+700円(+20.41%)の4,130円、2位がレーザーテック〈6920〉で+2,155円(+13.30%)の18,355円、3位がセレス〈3696〉で+194円(+8.09%)の2,591円となりました。
一方下落率は、1位が大幸薬品〈4574〉で-28円(-7.80%)の331円、2位がINPEX〈1605〉で-146円(-6.79%)の2,003円、3位が石油資源開発〈1662〉で-61円(-5.75%)の999円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは71銘柄、年初来安値を更新したのは5銘柄でした。
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