5月26日の日経平均株価は小幅に上昇して寄り付くと、もみ合いながら徐々に上昇幅を拡大。前日比371.06円高の37,531.53円で高値引けとなりました。5月25日(日)、トランプ米大統領はEUのフォンデアライエン欧州委員長と電話協議を実施。その結果、米国が6月1日(日)発動予定であったEUへの50%関税を7月9日(水)まで延期することが決まりました。これを受けて、この日の東京株式市場では米株指数先物主導で買い優勢の展開となった模様です。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが147銘柄、値下がりが77銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、コナミ〈9766〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、TDK〈6762〉、日東電工〈6988〉、三越伊勢丹ホールディングス〈3099〉、三井物産〈8031〉、本田技研工業〈7267〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は14億3,500万株、売買代金は3兆4,503.47億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、鉄鋼、空運業、情報・通信、サービス業、電気機器などが上昇した一方、石油・石炭製品、金属製品、卸売業、輸送用機器が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が黒崎播磨〈5352〉で+335円(+13.67%)の2,786円、2位がマルマエ〈6264〉で+143円(+11.81%)の1,354円、3位がカヤバ〈7242〉で+314円(+10.81%)の3,220円となりました。
一方下落率は、1位がアイ・アールジャパンホールディングス〈6035〉で-91円(-12.21%)の654円、2位がGMOインターネットグループ〈9449〉で-260円(-7.07%)の3,416円、3位がシンクロ・フード〈3963〉で-28円(-5.57%)の475円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは69銘柄、年初来安値を更新したのは12銘柄でした。
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