(※写真はイメージです/PIXTA)

安心して長く暮らせる住まいを選ぶうえで、建物の構造や街全体の設計品質は欠かすことのできない判断材料です。そんななか、街全体の品質設計にも注目が集まっている晴海フラッグ。本稿では、和田真樹氏の著書『晴海フラッグ』(つむぎ書房)より、その魅力と将来性について詳しく解説します。

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元選手村の不動産価値が高騰した理由

不動産を「建物」としてだけでなく、「そこに暮らす人々が作り出す社会」として捉えることで、街の本質的な価値が見えてきます。

 

例えば、オリンピック後の晴海フラッグについて、一部では「選手村跡地だからゴーストタウン化するのでは?」という懸念の声もありました。しかし、実際にはその逆でした。

 

●異文化・多世代が共存する新しい街づくり

国内外の様々な世帯が流入し、活気のある国際的な地域社会が生まれた。

 

●住民同士の繋がりが、街のブランド価値を高めた

SNSなどで「ここに住んでよかった」と発信する人が増え、新たな住民を惹きつける相乗効果が生まれている。

 

こうした「人の繋がり」が、街全体の魅力を引き上げ、未来への可能性を広げているのです。

地域社会が未来を形作る

不動産価格を左右するのは、確かにデータや経済指標ですが、最終的に街の価値を決めるのは、そこに住む人々の熱量と交流です。住民同士の繋がりが強い街は、単なる「住む場所」ではなく、「成長する街」へと変わっていきます。そして、成長する街には、新たな人が集まり、さらに価値が高まるという好循環が生まれます。晴海フラッグのように、地域社会(コミュニティ)が自然と広がる街は、住む人にとっても、投資家にとっても、未来を感じられる場所なのです。

 

ただのマンションではなく、「住むことが誇りになる街」。そんな場所を見つけることが、本当に価値ある不動産を選ぶ鍵となるのです。

投資と実需のバランス

不動産投資を考える際、多くの人が直面するのが次の3つの選択肢です。

 

1.賃貸目的で所有する(インカムゲイン狙い)

2.売却益を狙う(キャピタルゲイン狙い)

3.自分で住みつつ、将来的に賃貸や売却を行う(ハイブリッド型)

 

特に、「自分で住む予定がないから」と投資用ワンルームマンションを選ぶケースが多いですが、実は大規模ファミリーマンションでも投資は十分に成り立ちます。都心部では、単身者やカップルだけでなく、「職住近接を求めるファミリー層」の需要が一定数存在するため、戦略次第で優れたリターンを得ることが可能なのです。

 

例えば湾岸地域のようにアクセスが良く、子育て環境が整備された地域では、将来的な賃貸需要が高く見込まれます。このような地域では、「自宅としても投資物件としてもバランスの取れた価値」が期待できるのです。

 

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次ページ資産としての晴海フラッグ

※本連載は、和田真樹氏の著書『晴海フラッグ』(つむぎ書房)より一部を抜粋・再編集したものです。

晴海フラッグ

晴海フラッグ

和田 真樹

つむぎ書房

不動産のプロが住んで実感!晴海フラッグの本当の魅力を余さず公開! 晴海フラッグは、東京の新たなランドマークとして注目を集めています。しかし、大きな開発プロジェクトという華やかな側面ばかりが取り上げられ、実際の…

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