日経平均株価はこの日も朝から堅調なスタート。前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ半導体関連銘柄主導で指数を押し上げ、前日比666.59円高の35,705.74円で取引を終えました。日米財務相会談で為替に対する具体的な言及がなく、円安が進行したことも追い風となった模様です。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが184銘柄、値下がりが38銘柄、変わらずが3銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、エムスリー〈2413〉、イオン〈8267〉、味の素〈2802〉、セコム〈9735〉、アサヒグループHD〈2502〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億7,200万株となり前日と比べて減少した一方、売買代金は4兆4,020.20億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、非鉄金属、電気機器、その他製品、海運業、ガラス・土石製品などが上昇した一方、空運業、食料品、不動産業、水産・農林業、繊維製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の上昇率は、1位が杉本商事〈9932〉で+218円(+17.88%)の1,437円、2位がゴルフダイジェスト・オンライン〈3319〉で+43円(+13.69%)の357円、3位がニデック〈6594〉で+278.5円(+12.48%)の2,510.5円となりました。
一方下落率は、1位が岩井コスモホールディングス〈8707〉で-262円(-11.47%)の2,023円、2位が愛三工業〈7283〉で-139円(-6.95%)の1,862円、3位がホギメディカル〈3593〉で-270円(-6.20%)の4,085円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは31銘柄、年初来安値を更新した銘柄はありませんでした。
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