4月22日の日経平均株価は、半導体関連銘柄が主導して下落。また、1ドル=139円台後半まで円高が進むなか、先物主導で下げる場面もみられました。日経平均構成銘柄の騰落数は値上がり134銘柄に対して値下がりが89銘柄、変わらずが2銘柄と、前日比値上がりした銘柄のほうが多かったものの、指数寄与度の高いファーストリテイリング〈9983〉や、東京エレクトロン〈8035〉、アドバンテスト〈6857〉といった半導体関連の主力株が売られたことから、日経平均株価は前日比59.32円安の34,220.60円で取引を終えています。先行き不透明感の強い相場環境下、グロース銘柄から資金が流出し、小売りや通信、商社といった「内需」「バリュー」が物色されている模様です。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、中外製薬〈4519〉、TDK〈6762〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、KDDI〈9433〉、三菱商事〈8058〉、伊藤忠商事〈8001〉、セコム〈9735〉、第一三共〈4568〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は14億3,000万株、売買代金は3兆2,838.51億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、パルプ・紙、卸売業、電気・ガス業、水産・農林業、空運業などが上昇した一方、電気機器、銀行業、精密機器、機械、その他製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が三井海洋開発〈6269〉で+375円(+10.37%)の3,990円、2位がティラド〈7236〉で+330円(+10.02%)の3,625円、3位が大王製紙〈3880〉で+77円(+9.01%)の932円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がGMOインターネット〈4784〉で-178円(-5.93%)の2,822円、2位がTOWA〈6315〉で-74円(-5.66%)の1,234円、3位がベイカレント〈6532〉で-363円(-4.68%)の7,393円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは145銘柄、年初来安値を更新したのは2銘柄でした。"
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