「トランプ・ショック」で“大荒れ”の米金融市場…今週は〈1ドル=140~146.5円〉と、米ドル安リスク拡大に注視【国際金融アナリストが解説】

4月15日~4月21日の「FX投資戦略」ポイント

「トランプ・ショック」で“大荒れ”の米金融市場…今週は〈1ドル=140~146.5円〉と、米ドル安リスク拡大に注視【国際金融アナリストが解説】
(※画像はイメージです/PIXTA)

今月2日にトランプ大統領が「相互関税」を発表してから、世界の金融市場は急激に不安定となっています。今週は3月の小売売上高など米経済指標の発表も相次ぎ注目が集まるなか、今週の米ドル/円はどのように展開するのでしょうか。マネックス証券・チーフFXコンサルタントの吉田恒氏が解説します。

今週の注目点…米金融市場は安定化できるか?

今週は、3月の小売売上高など、注目度の高い米経済指標発表が多数予定されています。

 

これらの結果を受け、米景気の減速の程度を確認するのが基本になるでしょう。ただし、すでに見てきたように、米国株、債券市場の急落など、金融市場が急に不安定化したことにより、それを安定化させることができるかが、景気動向以上に大きな焦点になってきた可能性があります。

 

ヘッジファンドの取引を反映しているCFTC(米商品先物取引委員会)統計の投機筋の円ポジションは、8日時点で買い越しが14.7万枚に拡大し、過去最高を更新しました(図表5参照)。

 

為替市場が記録的な規模で米ドル売り・円買いに傾斜している可能性があることから、なにかの拍子でこの修正が本格化した場合は米ドル高・円安に大きく戻す可能性はあるでしょう。

 

そのカギになるのは、米金融市場の安定化だと思いますが、これまで見てきたことからすると簡単ではないかもしれません。

 

出所:リフィニティブ社データよりマネックス証券が作成
[図表5]CFTC統計の投機筋の円ポジション(2005年~) 出所:リフィニティブ社データよりマネックス証券が作成

 

以上を踏まえると、今週も米ドル/円は基本的に上値が重く、値動きの荒い不安定な展開が続く可能性が高いのではないでしょうか。今週の米ドル/円は140~146.5円と予想します。

 

 

吉田 恒

マネックス証券

チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティFX学長

 

※本連載に記載された情報に関しては万全を期していますが、内容を保証するものではありません。また、本連載の内容は筆者の個人的な見解を示したものであり、筆者が所属する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではありません。本連載の情報を利用した結果による損害、損失についても、筆者ならびに本連載制作関係者は一切の責任を負いません。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。

 

 

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