2月20日の日経平均株価は下落して始まると、円高進行を嫌気した売りに押される形で下落幅を拡大させ、一時は700円近く下げる場面もみられました。日経平均株価38,500円を下回る水準では押し目買いの動きから下げ幅をやや縮小させたものの買い向くは限られ、日経平均株価は前日比486.57円安の38,678.04円で取引を終えています。株式市場ではトランプ米政権の関税政策に対する警戒感が強く、先行き不透明ななかで円高進行もあいまって、輸出株を中心にリスク回避ムードが強まっている模様です。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが43銘柄、値下がりが181銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、リクルートホールディングス〈6098〉、テルモ〈4543〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、日東電工〈6988〉、エムスリー〈2413〉、スズキ〈7269〉、ルネサスエレクトロニクス〈6723〉、TDK〈6762〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億7,700万株となり前日と比べて増加した一方、売買代金は4兆4,888.48億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、鉱業、石油・石炭製品、空運業、電気・ガス業、陸運業が上昇した一方、建設業、その他製品、非鉄金属、サービス業、精密機器などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がくら寿司〈2695〉で+500円(+19.31%)の3,090円、2位がサンウェルズ〈9229〉で+90円(+12.82%)の792円、3位がミガロホールディングス〈5535〉で+650円(+9.85%)の7,250円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が栗田工業〈6370〉で-338円(-6.40%)の4,946円、2位がM&A総研ホールディングス〈9552〉で-100円(-6.37%)の1,470円、3位が横浜ゴム〈5101〉で-222円(-6.21%)の3,352円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは26銘柄、年初来安値を更新したのは50銘柄でした。
【PR】資産形成ゴールドオンラインのおすすめ証券会社
■新NISAおすすめ証券会社・口座ランキング〈元株式ディーラーが解説〉
■【最新版】iDeCoおすすめ銘柄・商品と金融機関ランキング
■「即日開設」できるおすすめネット証券5社を紹介【申込当日に取引も可】
注目のセミナー情報
【国内不動産】4月26日(土)開催
【反響多数!第2回】確定申告後こそ見直し時!
リアルなシミュレーションが明かす、わずか5年で1,200万円のキャッシュを残す
「短期」減価償却不動産の節税戦略
【資産運用】5月10日(土)開催
金価格が上昇を続ける今がチャンス!
「地金型コイン」で始める至極のゴールド投資