日経平均は98.90円高の「38,776.94円」で取引終了…前日の米株安で売り優勢→相場の流れを変えた「植田日銀総裁」のひと言【2月21日の国内株式市場概況】

日経平均は98.90円高の「38,776.94円」で取引終了…前日の米株安で売り優勢→相場の流れを変えた「植田日銀総裁」のひと言【2月21日の国内株式市場概況】
(※画像はイメージです/PIXTA)

2025年2月21日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

2月21日の日経平均は、前日の米株安の流れを引き継ぎ売り優勢で始まると、値がさ株のファーストリテイリング〈9983〉が主導する形で一時200円超下落しました。しかし、植田和男日銀総裁の発言をきっかけに、相場の流れに変化が。植田総裁は、21日午前に出席した衆院予算委員会で「機動的に国債買い入れの増額などをする」と発言。これが伝わったことで円安が進むなか、株価指数も反発しました。その後は前日比マイナスをつける場面もありましたが、引けにかけて買い優勢の展開となり、日経平均株価は前日比98.90円高の38,776.94円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが130銘柄、値下がりが93銘柄、変わらずが2銘柄。

 

日経平均株価の寄与度上位は、中外製薬〈4519〉、東京エレクトロン〈8035〉、ソニー〈6758〉、アドバンテスト〈6857〉、バンダイナムコHD〈7832〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、トレンドマイクロ〈4704〉、KDDI〈9433〉となりました。

 

また、東証プライム市場の売買高は19億4,600万株、売買代金は4兆3,160.05億円となり、前日と比べて減少。

 

業種別では、医薬品、ゴム製品、保険業、空運業、卸売業などが上昇した一方、非鉄金属、海運業、精密機器、パルプ・紙、サービス業が下落しました。

 

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミスミグループ本社〈9962〉で+416円(+16.87%)の2,882円、2位がクロスキャット〈2307〉で+163円(+15.60%)の1,208円、3位がディー・エヌ・エー〈2432〉で+491円(+13.89%)の4,025円となりました。

 

一方、値下がり下位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で-1,330円(-18.34%)の5,920円、2位がネットプロテクションズホールディングス〈7383〉で-44円(-8.98%)の446円、3位がサンウェルズ〈9229〉で-70円(-8.84%)の722円で取引を終えました。

 

なお、年初来高値を更新したのは18銘柄、年初来安値を更新したのは53銘柄でした。

 

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