次男はもういないものとして考えます…「年金500万円」次男の妻の実家との経済格差に打ちひしがれていた〈52歳女性〉が次男一家と距離を置くことにした、可愛い孫からの「衝撃のひと言」【CFPの助言】

次男はもういないものとして考えます…「年金500万円」次男の妻の実家との経済格差に打ちひしがれていた〈52歳女性〉が次男一家と距離を置くことにした、可愛い孫からの「衝撃のひと言」【CFPの助言】
(※写真はイメージです/PIXTA)

次男夫婦との関係に悩んでいた恵美子さん(62歳)。初孫の誕生を喜んだものの、お嫁さんの実家との経済的な格差や孫との距離感に違和感を覚えることが増え、さらに夫の死後には相続の問題が持ち上がり、家族のつながりに変化が。CFPなどの資格を持つトータルマネーコンサルタントの新井智美さんが解説します。

次男が結婚

恵美子さん(62歳)は夫(68歳)と長男(37歳)と暮らしています。次男(29歳)は高校を卒業後、東京の専門学校に進学し、そのまま東京の会社に就職しました。

 

そんなある日、次男が「俺、結婚することにした」と言ってきたのです。恵美子さんは長崎に住んでおり、結婚する予定の女性と両親が長崎まで挨拶に来ることになりました。

 

程なく、結納を終え、式の段取りなど話が進み、結婚後は転勤先の大阪に住むことに。

結婚後の帰省時の嫁の態度に不信感をもった恵美子さん

結婚後初の正月は、次男夫婦が長崎に帰ってきました。2泊ほど滞在し、親戚に挨拶したりと過ごしていましたが、次男の妻(さくらさん)が一切家事を手伝わないのです。最初にさくらさんからひと言、「手伝いましょうか?」と言われたものの「いいからゆっくりしてて」と返した言葉が、さくらさんにとっては気に入らなかったようです。言い方がちょっときつかったこともあるかもしれません。

 

もともと、会ったときから気が合わないなと思っていたこともあり、恵美子さんはその後さくらさんと会話することはほぼありませんでした。

2年後、待望の初孫が!

結婚して2年後、次男から「子どもができた」との知らせを受けて喜んだ恵美子さん。さくらさんは里帰り出産を選び、予定日の1ヶ月前から実家に帰っていました。さくらさんの実家は神戸なので、大阪からも近く、次男も会いに行ける距離です。

 

そして、無事に産まれたとの知らせを受け、恵美子さんは夫と一緒にさくらさんの実家に行くことになりました。初孫は男の子で、やはり可愛いものです。

 

しかし、さくらさんはなかなか恵美子さんに赤ちゃんを抱かせようとしないばかりか、さくらさんの母親に抱かせようとするのです。

 

恵美子さんは、里帰り出産でいつも一緒にいるのだから、少しは長い時間抱かせてくれてもいいのにと思いながら、寂しい思いで長崎に帰ったのでした。

 

さくらさんは出産後、3ヶ月間実家に滞在してから子どもを連れて大阪の家に帰りました。

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