12月24日の日経平均株価は、前日の米株高の流れを引き継ぎ寄り付き小幅に上昇も、その後は軟調な展開に。クリスマス休暇ということもあり海外投資家の売買が控えられるなか、この日は年末を控えたポジション調整の売りが優勢となりました。個人からとみられる値がさ株の売りが重荷となった日経平均株価は、前日比124.49円安の39,036.85円で取引を終えています。年末を控えたこの時期には含み損益が発生している保有株を同時に売り、損益通算での課税額を減らす個人投資家が多いされているようです。と日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが102銘柄、値下がりが122銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、ファーストリテイリング〈9983〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、TDK〈6762〉、リクルートホールディングス〈6098〉、アドバンテスト〈6857〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、本田技研工業〈7267〉、信越化学工業〈4063〉、中外製薬〈4519〉、東京エレクトロン〈8035〉、ZOZO〈3092〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億4,800万株となり前日と比べて増加した一方、売買代金は3兆0,943.58億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、海運業、電気・ガス業、輸送用機器械、鉄鋼、銀行業などが上昇した一方、非鉄金属、サービス業、情報・通信、電気機器、石油・石炭製品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がマーケットエンタープライズ〈3135〉で+297円(+26.66%)の1,411円、2位がシード〈7743〉で+100円(+18.69%)の635円、3位が三菱製紙〈3864〉で+69円(+14.65%)の540円となりました。
一方、値下がり下位は、1位があさひ〈3333〉で-104円(-6.42%)の1,516円、2位が東宝〈9602〉で-410円(-6.19%)の6,217円、3位がサムコ〈6387〉で-180円(-5.56%)の3,055円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは19銘柄、年初来安値を更新したのは19銘柄でした。
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