株式市場は“弱気相場”に突入?…長期の“なぎ相場”終焉が示唆する相場へのメッセージ【マクロストラテジストの見解】

株式市場は“弱気相場”に突入?…長期の“なぎ相場”終焉が示唆する相場へのメッセージ【マクロストラテジストの見解】
(※写真はイメージです/PIXTA)

本記事は、フィデリティ投信株式会社が提供するマーケット情報『マーケットを語らず』から転載したものです。

S&P500は1年7ヵ月ぶりの2シグマを超える下落

7月24日(水)のS&P500は前月比で「2.31%の下落」となり、過去10年(2,600営業日)の日次変動率に基づくと「2標準偏差(2シグマ)」(=マイナス2.20%)を超える下落となりました。

 

これは、2022年12月15日以来で、過去400営業日以上、2シグマを超える下落は起きておらず、「長い『なぎ』の状況」が続いていました。

 

[図表1]S&P500と「2シグマ以上の下落がなかった連続日数」
[図表1]S&P500と「2シグマ以上の下落がなかった連続日数」

 

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