7月5日の日経平均株価は、前日約3ヵ月ぶりに史上最高値を更新したものの、本日は材料乏しいなか、週末ということもあり、利益確定の動きが優勢となりました。ここ最近物色されていた郵船〈9101〉が商船三井〈9104〉が下落したほか、トヨタ〈7203〉や本田技研工業〈7267〉などの自動車株指数を押し下げ、前日比1.28円安の40,912.37円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが55銘柄、値下がりが169銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、トヨタ自動車〈7203〉、本田技研工業〈7267〉、TDK〈6762〉、ディスコ〈6146〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、リクルートホールディングス〈6098〉、ファーストリテイリング〈9983〉、中外製薬〈4519〉、三越伊勢丹ホールディングス〈3099〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億3,500万株、売買代金は4兆0,288.86億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、サービス業、医薬品、その他製品、小売業、不動産業などが上昇した一方、海運業、輸送用機器械、電気・ガス業、非鉄金属、鉄鋼などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がKOKUSAI ELECTRIC〈6525〉で+580円(+11.53%)の5,610円、2位がユーグレナ〈2931〉で+49円(+9.65%)の557円、3位がタナベコンサルティンググループ〈9644〉で+111円(+8.97%)の1,348円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がアークス〈9948〉で-212円(-7.35%)の2,674円、2位がオンワードホールディングス〈8016〉で-45円(-7.2%)の580円、3位がラウンドワン〈4680〉で-56円(-6.53%)の801円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは94銘柄、年初来安値を更新したのは13銘柄でした。
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