「Quick&Dirty」で仮説検証を行う
このような「負のスパイラル」に陥らないようにするには、どうしたらいいのか。
コンサルタントの業界には、古くから「Quick&Dirty」という言葉がある。「完成度が低くてもいいから素早く」という意味のスローガンだ。
完成度を優先して悩みを深めるよりも、素早く動いて仮説検証の数を増やしたほうが、結果的に完成度の高い仕事ができるものだ。
とはいえ「Quick&Dirty」は「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の発想ではない。そのような乱れ撃ちをやっていたら疲れるし、弾切れになる可能性もある。
だから、しっかりねらいを定めて撃つのだ。命中しなかったら、どれぐらい的から外れているかを検証して、また撃つ。外れたら、また検証して撃つ。このようにテンポよく仮説検証を繰り返すことだ。
反対に、スピードではなく完成度を意識すると、じっくりねらいすぎることになる
外れると、さらに慎重になる。あまりに慎重にやっていると、弾切れではなく「時間切れ」になる可能性が高い。
横山 信弘
株式会社アタックス・セールス・アソシエイツ代表取締役社長
経営コンサルタント
※本記事は『若者に辞められると困るので、強く言えません』(東洋経済新報社)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
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