「Quick&Dirty」で仮説検証を行う
このような「負のスパイラル」に陥らないようにするには、どうしたらいいのか。
コンサルタントの業界には、古くから「Quick&Dirty」という言葉がある。「完成度が低くてもいいから素早く」という意味のスローガンだ。
完成度を優先して悩みを深めるよりも、素早く動いて仮説検証の数を増やしたほうが、結果的に完成度の高い仕事ができるものだ。
とはいえ「Quick&Dirty」は「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の発想ではない。そのような乱れ撃ちをやっていたら疲れるし、弾切れになる可能性もある。
だから、しっかりねらいを定めて撃つのだ。命中しなかったら、どれぐらい的から外れているかを検証して、また撃つ。外れたら、また検証して撃つ。このようにテンポよく仮説検証を繰り返すことだ。
反対に、スピードではなく完成度を意識すると、じっくりねらいすぎることになる
外れると、さらに慎重になる。あまりに慎重にやっていると、弾切れではなく「時間切れ」になる可能性が高い。
横山 信弘
株式会社アタックス・セールス・アソシエイツ代表取締役社長
経営コンサルタント
※本記事は『若者に辞められると困るので、強く言えません』(東洋経済新報社)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
【注目のセミナー情報】
【国内不動産】4月25日(土)オンライン開催
【短期償却】4月28日(火)オンライン開催
《所得税対策×レバレッジ対策》
インフラ投資で節税利益を2倍にする方法
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】
