若い部下に仕事を任せるとき「スピード」と「完成度」どちらを優先させるのが正解?【マネジメントのプロが解決】

若い部下に仕事を任せるとき「スピード」と「完成度」どちらを優先させるのが正解?【マネジメントのプロが解決】

部下に仕事をしてもらう際、スピードと完成度のどちらを優先すべきでしょうか。部下との関係性を築く上でも仕事の方針は重要です。今回は、横山信弘氏による著書『若者に辞められると困るので、強く言えません』(東洋経済新報社)から、部下に仕事を任せる時のスピードと完成度の優先順位についてご紹介します。

「Quick&Dirty」で仮説検証を行う

このような「負のスパイラル」に陥らないようにするには、どうしたらいいのか。

コンサルタントの業界には、古くから「Quick&Dirty」という言葉がある。「完成度が低くてもいいから素早く」という意味のスローガンだ。

 

完成度を優先して悩みを深めるよりも、素早く動いて仮説検証の数を増やしたほうが、結果的に完成度の高い仕事ができるものだ。
 

とはいえ「Quick&Dirty」は「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の発想ではない。そのような乱れ撃ちをやっていたら疲れるし、弾切れになる可能性もある。

 

だから、しっかりねらいを定めて撃つのだ。命中しなかったら、どれぐらい的から外れているかを検証して、また撃つ。外れたら、また検証して撃つ。このようにテンポよく仮説検証を繰り返すことだ。
 

反対に、スピードではなく完成度を意識すると、じっくりねらいすぎることになる
外れると、さらに慎重になる。あまりに慎重にやっていると、弾切れではなく「時間切れ」になる可能性が高い。

 

 

横山 信弘

株式会社アタックス・セールス・アソシエイツ代表取締役社長

経営コンサルタント

 

※本記事は『若者に辞められると困るので、強く言えません』(東洋経済新報社)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。

 

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