相続した実家はどうするのがベストか? 兄弟等で共有する形で相続した場合には、揉め事の種になるケースも少なくありません。では、実家を売却した場合には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 本稿では、実家を売却するメリット・デメリット、実家を売却する際の手続き方法、実家の売却にかかる税金等について、詳しく解説します。
後悔しないために。実家を売却する前にやっておくべき2つのこと
こちらでは、実家を売却する前に行うべき作業を2つ取り上げます。
不動産の売却相場を確認する
現在、不動産の売却価格はどのくらいなのか、インターネットをこまめにチェックし確認しておきましょう。不動産会社1社だけの査定だけではなく、複数の不動産会社の査定がわかれば、その平均的な目安も把握できます。
不動産一括査定サイトを利用すれば、複数の不動産会社の査定を比較でき、現状に合わせた実家の売却価格を決定できます。
不動産の名義変更を忘れずに行う
実家を相続したら、なるべく早く被相続人の名義から自分の名義へ変更しましょう。
相続登記(名義変更)を済ませれば、実家の所有者になった事実を証明できます。相続後に実家を売却したいなら、相続登記を完了させておく必要があります。
なお、相続登記の申請は2024年4月1日から義務化されるので、忘れずに手続きを行いましょう。
相続した実家を売却する以外の活用方法。空き家管理サービス等
実家を相続したけれど、そこに住む予定はないし、自分の住む地域からかなり離れていて管理できない、という場合は不動産会社等が提供している「空き家管理サービス」を利用しましょう。
空き家管理サービスでは、主に次のような対応を行ってくれます。
・機械警備による24時間監視
・有人巡回によるサービス
・空き家の点検や管理作業 等
空き家の状況は毎月1度メールで報告書を添付して送信してくれたり、不動産活用のコンサルティングも行ってくれたりして、利用者に頼もしいサービスといえます。
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代表取締役
株式会社サステナブルスタイル代表。遺品整理の現場で残された家族の姿をたくさん見てきた経験から、明らかに「円満なご家族」と「不穏な空気のご家族」に分かれることに気がつき「円満な相続」を迎えるために何ができるだろう、と考えたことをきっかけに、2022年8月10日、23篇に及ぶ相続に関する実話を紹介する本「もう会えないとわかっていたなら」を出版。Amazonの日本文学(日記・書簡)カテゴリで1位を獲得。同書籍の抜粋転載記事は、Yahoo!ニュースのライフカテゴリでアクセス数1位を記録。
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連載相続・終活の疑問を解決!円満相続にたどり着く方法を具体例とともに徹底解説
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円満相続ラボは「全ての家庭に、相続の『かかりつけ医』を。」をコンセプトに、相続終活の情報発信を通じて、争う相続を減らし円満相続に貢献することを目的としている相続終活のWebメディア。まだまだ相続について詳しくない方が多い中で「円満相続ラボ」を通じて、相続の「こんなはずじゃなかった」を減らしていくために日々情報発信を行なっている。
相続終活に関する情報提供はもちろんのこと、コラムを読んでくださった方が抱えている課題に合った相続の専門家の派遣も行っている。
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