(※写真はイメージです/PIXTA)

相続した実家はどうするのがベストか? 兄弟等で共有する形で相続した場合には、揉め事の種になるケースも少なくありません。では、実家を売却した場合には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか? 本稿では、実家を売却するメリット・デメリット、実家を売却する際の手続き方法、実家の売却にかかる税金等について、詳しく解説します。

後悔しないために。実家を売却する前にやっておくべき2つのこと

こちらでは、実家を売却する前に行うべき作業を2つ取り上げます。

 

不動産の売却相場を確認する

 

現在、不動産の売却価格はどのくらいなのか、インターネットをこまめにチェックし確認しておきましょう。不動産会社1社だけの査定だけではなく、複数の不動産会社の査定がわかれば、その平均的な目安も把握できます。

 

不動産一括査定サイトを利用すれば、複数の不動産会社の査定を比較でき、現状に合わせた実家の売却価格を決定できます。

 

不動産の名義変更を忘れずに行う

 

実家を相続したら、なるべく早く被相続人の名義から自分の名義へ変更しましょう。

 

相続登記(名義変更)を済ませれば、実家の所有者になった事実を証明できます。相続後に実家を売却したいなら、相続登記を完了させておく必要があります。

 

なお、相続登記の申請は2024年4月1日から義務化されるので、忘れずに手続きを行いましょう。

相続した実家を売却する以外の活用方法。空き家管理サービス等

実家を相続したけれど、そこに住む予定はないし、自分の住む地域からかなり離れていて管理できない、という場合は不動産会社等が提供している「空き家管理サービス」を利用しましょう。

 

空き家管理サービスでは、主に次のような対応を行ってくれます。

 

・機械警備による24時間監視

 

・有人巡回によるサービス

 

・空き家の点検や管理作業 等

 

空き家の状況は毎月1度メールで報告書を添付して送信してくれたり、不動産活用のコンサルティングも行ってくれたりして、利用者に頼もしいサービスといえます。

 

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