「亡くなるときに一番大切なのは、その瞬間を見届けることではなく、本人が楽に逝けること」です。
亡くなったら、故人に特に遺志がない限りは、下手に家族葬などにして一般の方の弔とむらいの機会を奪わないことです。あなた自身の後悔になることがあります。別れの「時」を大切にしてください。
私の父母のときは、やはり死に目に立ち会ってはいません。共に「本日の未明に…」などの電話があって、学校や仕事を放り出して駆けつけるしかありませんでした。ごく普通に、葬儀を葬儀社に促されるようにしましたが、何の後悔もしていません。