在宅勤務を機に始めた「マンション投資」
大手製造業に20年以上勤務する西田さん(仮名)が、ワンルームマンション投資をしようと思ったきっかけは、在宅勤務が増えたことでした。
これまでは、ふだんから平日は仕事が夜遅くまであり、土日は子どもの習い事の送迎で日々忙殺されていたそうです。しかし、コロナ禍で在宅でのリモートワークが増えたことや、ステイホームで子どもの送迎もなくなったことで時間の余裕が生まれました。その時間でお金のことを見つめ直したといいます。
後回しになっていたマイホームの住宅ローンの借り替えをしたことで、毎月の支払いが軽くなり家計にも少し余裕が出てきました。いずれは資産運用もしたいと不動産投資に興味を持ち始めたときに、思い切って個別相談を受けてみようと思ったそうです。それを機に情報を収集し、知識も増えていきました。いろいろと検討していくうちに、リスクがそこまで大きくなく、許容範囲だとわかってきたようでした。
比較検討材料として大手不動産会社に相談に行ったものの、その不動産会社では、「物件を見る必要はない」と言われた西田さんは不安を感じたそうです。さらに、あらかじめすぐには買う気はないと伝えていたにもかかわらず、即決を迫られたことで不信感が大きくなり、慎重なタイプの自分には合わないと感じたといいます。その後、丁寧に現地や物件の案内をしてくれて安心できる不動産会社で不動産購入を決めました。
47歳でマンション5室のオーナーに
以来、西田さんは自分に相応しい投資スタンスを見出し、1年ほどで次々とご購入いただき、いまでは大阪市内の中古ワンルームを5室所有しています。
まさに怒濤の快進撃です。詳細は投資実績を記した表をご覧いただければわかりますが、いずれも表面利回りは5パーセント以上、月々のキャッシュフローも出ています。
このように、リスクを抑えるために、立地がよく、入居者がつきやすいような物件を厳選することと、金利も安い銀行を利用することで、利回りを高めることもできます。
そして、なにより大切なことは、西田さんのように努力して投資を勉強することだと思います。他人任せにせず、自分で情報収集に努める西田さんの姿に、私も大切なことを教えていただいたように感じました。
自分なりの工夫や手間のかけ方が運用効率に反映される大阪市中心部のワンルームマンション投資ならリスクも最小限に抑えられ、納得のいく投資になるのではないでしょうか。
毛利 英昭
株式会社リンクス
代表取締役
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