瞼全切開で数千万円失い、人生17年犠牲に…。「メスを用いず」瘢痕と随伴諸症状を同時に治す新技術とは?

瞼全切開で数千万円失い、人生17年犠牲に…。「メスを用いず」瘢痕と随伴諸症状を同時に治す新技術とは?
(※写真はイメージです/PIXTA)

保険診療の名の下に医師が新たな障害や疾患を創り出し続ける「医療の構造問題」が、令和の時代の日本でもまだ横たわっている。「美容医療国際職人集団」と言われるJSAS会員の九野広夫医師は、歴史を俯瞰してみると現在は新時代への移行期(ヘーゲルが云うアウフヘーベン(弁証法的な発展段階))にあると云う。本稿では「このまま『反』では終わらせないための新技術を開発した。」という九野氏に解説して頂く。

保険適用の眼瞼下垂手術の費用相場

例:挙筋前転法 両瞼 40,000円~50,000円

 

※上記費用の他に初診料、再診料、麻酔代金、処方箋料、保健理療費等が必要になるため、更に高額になります。例えば健康保険適用の挙筋前転法(両瞼の場合)を日帰り手術で行う場合、合計請求額は約15万円となり、自己負担額が3割の場合は約45,000円、1割の場合は約15,000円です。眼瞼下垂の手術は基本的に日帰り手術ですが、患者様の状況や病院によっては、入院して手術を行う場合があります。1日あたりの入院費用は20,000円となり、自己負担が3割の場合は6,600円追加されます。

 

仮に1泊2日の入院で上記手術を受けた場合、3割での自己負担総額は約50,000円となる訳ですが、これには保険診療で生じた合併症の治療費や社会生活を営む上での不具合分の損失額は算入されていません。

 

もしも修正を保険診療で行ったとすると修正費用も積み上がりますが、うまく名医に巡り合えず問題が解決しない上記の無限ループに陥ってしまえば、やがて引きこもりや不眠症、うつ病を併発して社会生活に支障をきたします。その診療費も上積みになり、月収が税込40万円の方が3ヵ月間休業した場合なら、損失額は合計で100万円以上となります。

 

当院にお越しになられた実際の他院修正の患者さまの中には、「私は美貌を保った顔で仕事をしている。こんな目になったのでは仕事にならない。」と思われ、ご自身が経営していた夜間営業の飲食店を廃業して、眼瞼下垂術後修正のために全国の有名医院を巡り行脚していたママさんがいらっしゃいました。その方の損失額は数千万円です。

 

別の女性患者さんですが、26歳から(当院にて修正治療が完了する43歳まで)17年間も人生を棒に振った方もいらっしゃいました。若くて健康な方の失われた17年は、損失額計算では計り知れません。

メスを使わずに瞼の切開瘢痕を治療する新技術とは?

先ず、下記の他院上眼瞼全切開瘢痕の修正症例をご覧下さい。

 

【症例】:40歳 女性 

     眼瞼下垂術後の医原的眼瞼下垂と瘢痕と慢性頭痛を、メスを用いずに治療した症例 

    

【他院手術歴】:2016年 37歳時 両瞼全切開、上眼瞼脱脂&眼瞼下垂治療(挙筋短縮術)           
某大手美容整形で上記手術を受けたが、開眼度が寧ろ下がった。それに伴い目の周囲が疲れやすくなり、肩凝りと頭痛がひどくなって何をやっても治らなくなった。両瞼とも自由に開閉眼できるようにして元以上に開眼度を上げたいが、前の手術が遠因で生じた頭痛からも解放されたい。 

   

【当院治療法】:両側 上眼瞼 特殊施術計6回 & 最終日 両側 新挙筋(埋没)法  

      

【治療合併症】:内出血・炎症(発赤・熱感。・腫脹)・線維化等                   
        ごくまれに糸露出・感染・後戻り・麻酔アレルギー等 

 

【Dr.コメント】:

まるで全切開瘢痕(傷跡)が無かったことになっている様に見えますが、よく見て頂くと完全に消えているわけではないですね。それでも従来の修正法による治り方と比較すると、医療技術が格段に進歩し、瘢痕による瞼の様々な諸問題が解決しています。特に各症例とも閉眼時には睫毛がキレイに揃って閉じ切っています。これは、就寝時などで眼が開いたままになっているせいで慢性のドライアイになっていた方々が、完治していることを意味しています。

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