(写真はイメージです/PIXTA)

米国を筆頭に世界的なインフレが続く一方、金融緩和政策を維持する日本。こうしたなか、円の価値は24年ぶりの水準まで下落しており、相場の先行きを不安視する投資家も少なくありません。しかし、株式会社武者リサーチ代表の武者陵司氏は、主に3つの要因から、いまこそ千載一遇の「日本株への投資チャンス」だといいます。それはなぜか、詳しくみていきましょう。※本記事は、武者リサーチが2022年9月5日に公開したレポートを転載したものです。

2023年は「日本株の年になる」といえるワケ

今後日本の景況感向上に世界投資家の目が向くのではないか。IMFの7月時点での2023年世界経済見通しでは、世界2.9%、米国1.0%、ユーロ圏1.2%に対して日本1.7%と先進国では最も高い伸びとなっている。

 

①先進国で唯一日本だけが金融緩和を継続していること、②コロナ禍下での景気圧迫特殊要因(2019年10月の消費税増税の影響と、日本人の過度のコロナ防御による経済被害)がなくなること、③上述の価格差が引き起こす経済活性化、がその要因である。

 

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[図表10]IMF世界経済の見通し出所:IMF

 

現在、米国の金融引き締めにより日本株式は調整場面にあるが、底値買いのチャンスと考えられる。

 

 

武者 陵司

株式会社武者リサーチ

代表
 

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