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まずは相手の要求を聞いて、焦らず対応
このようにすることで、YES/NOの回答を避けながら、相手にも「一旦要求が受け入れられた」という印象を与えることができ、その場を丸くおさめられるはずです。
これが、「相手主体で交渉する」という意味です。
ちなみに、この交渉のしかたは、あなたが交渉を持ちかける場合にも有効です。
たとえば、納期を1週間遅らせてほしいと交渉するのであれば、まず相手の希望を引き出します。
「ミスなくお届けしたいので、細部まで確認が必要です。そのため納期を遅らせていただきたいのですが、いつ頃までお待ちいただけますか?」
本当に急を要する案件であれば、最初から納期厳守を要望されるはずですから、多くの場合は多少のゆとりがあるはずです。
しかし、最初からこちらの要求を押しつけてしまうと、それが相手の許容範囲を超えている場合、「めちゃくちゃなことを言う人だ」と思われてしまうでしょう。
あまりに無理な要求をして相手の心証を損ねてしまうと、仮にその時の交渉がうまくいったとしても、あなたに対する信頼は地に落ちてしまいます。
相手の許容範囲が、必ずしもあなたの希望と合致するわけではないと思いますが、その時は今一度、あなたのほうで努力できる部分がないか検討してみましょう。
たとえば、相手が「3日なら大丈夫ですよ」と言ったとしたら、
「可能であれば1週間延長いただければと思っていたのですが、それはさすがに難しいかと思いますので、5日遅らせていただけないでしょうか」
など、譲歩することが重要です。
あなたが先に譲歩する姿勢を見せることで、相手からも「もう少し譲ってあげようかな」という気持ちを引き出すこともできるでしょう。
めんどくさい人が相手でなくても、交渉は双方の歩み寄りが大事です。
まずは相手の要求をしっかり聞いて、焦らずじっくり対応していきましょう。