「自分はダメな人間だ…」自己否定から抜け出す3つのステップ (※写真はイメージです/PIXTA)

あなたには、「自分は無理だ」「なんてダメなんだ」などと、自分を極端に卑下する癖はありませんか。このような自己否定を繰り返していては、いつまでたっても自己肯定感や幸福感は低いまま。自己否定から抜け出すにはどうすればいいでしょうか。エグゼクティブコーチの大平信孝氏が著書『部下は動かすな。』(すばる舎)で解説します。

自分と仲良くなるアドラーエクササイズ

自己受容ができ自己肯定感が高い状態を、「自分と仲良くなれている」といいます。

 

この「自分と仲良くなれている」感覚を解説していきます。

 

アドラーは「幸福の三条件」として、次の3つを挙げています。

 

①自分を受け入れていること
②他者を信頼していること
③他者に貢献していること

 

①を私なりの言葉にすると、「自分と仲良くなる」という表現がとてもしっくりきます。自分と仲良くなるメリットは、

 

・何をしていても自分を信じられる
・周りの評価・批判がそれほど気にならなくなる
・不必要な不安や心配が減る
・失敗をおそれすぎなくなる
・行動、挑戦しやすくなる
・リカバリーが早い
・時間やエネルギーを有効活用できる
・心身ともにいいコンディションでいられる時間が増える

 

逆に「自分と仲良くない人」は、セルフマネジメントをやろうとしても、なかなかうまくいかないことが多いです。

 

なぜなら、「自分は、本当は何がしたいのか?」を考えにくくなっているからです。「自分と仲良くない人」とは、どんな人のことでしょうか?

 

「自分には上司は務まらない」と思っている人。
「自分には上司として必要とされる能力がない」と思っている人。
「やらなければならないことばかりで、やりたいことができない」と思っている人。
「予算やお金がないから無理」と思っている人。
「時間がないから無理」と思っている人。
「自分には体力や知識や経験がない」と思っている人。
「自分には徳がない」と思っている人。
「理解してくれる人などいるわけがない」と思っている人。

 

……そんなふうに、自分の思い込みで、自分の価値をどんどん低く見積もってしまう人のことです。

 

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    株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役

    中央大学卒業。長野県出身。脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。その卓越したアプローチによって、これまで1万5000人以上の課題を解決してきた他、オリンピック出場選手、トップモデル、ベストセラー作家、経営者など各界で活躍する人々の目標実現・行動革新サポートを実施。その功績が話題となり、各種メディアからの依頼が続出。現在は法人向けにチームマネジメント・セルフマネジメントに関する研修、講演、エグゼクティブコーチングを提供。これまでサポートしてきた企業は、IT、通信教育、商社、医療、美容、小売りなど40以上の業種にわたる。

    また、個人向けに「行動イノベーション年間プログラム」とオンラインサロンを主宰。「2030年までに次世代リーダーをサポートするプロコーチを1000人輩出し、日本を元気に! 」を目標に掲げ、プロコーチ養成スクール「NEXT」を開講。10冊の著作の累計発行部数は25万部を超え、中国、台湾、韓国など海外でも広く翻訳されている。

    おもな著書に、『本気で変わりたい人の行動イノベーション』(秀和システム・だいわ文庫)『指示待ち部下が自ら考え動き出す! 』(かんき出版)、『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大和書房・だいわ文庫)『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(かんき出版)などがある。

    著者紹介

    連載「部下は動かすな」行動させるプロが教える技術

    ※本連載は、大平信孝氏の書籍『部下は動かすな。』(すばる舎)から一部を抜粋し、再編集したものです。

    部下は動かすな。

    部下は動かすな。

    大平 信孝

    すばる舎

    「部下が動いてくれない」「部下が一向に成長しない」「怒っても褒めてもうまくいかない」「チームが全然まとまらない」「リーダーとしての自信がない」… このような悩みを抱えるリーダーのあなたは、なんとかして部下・チ…

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