(※写真はイメージです/PIXTA)

アメリカの不動産会社の仕組みや役割について、シアトルで不動産エージェントとして活躍している女性・森田さんとともに、アメリカ不動産コンサルティングを展開する村上年範氏が解説していきます。

日米の不動産会社「どちらがいい?」答えは…

森田 圧倒的にアメリカのほうがやりやすいですね。日本でやっていたときは朝から晩まで働いて、週末も働いて……。

 

一番違いを感じるのは、日本だと自分の行動を逐一上司に報告したりしますが、そういったやり取りがアメリカでは全くないので、誰かに縛られたり見られたりと感じることがなく、休みたいときは休んで、すごく忙しい時はどんどん働いて稼いで、といったように自分のライフスタイルに合わせて働けます。

 

エージェントはみんなそのように働いているので、アメリカのほうが生産性は高いな、と感じています。

 

村上 森田さん、ありがとうございました。

 

今回は日本とアメリカの不動産会社の働き方や役割、ライセンスに関する違いを軸に解説しました。

 

日本は不動産会社に属し、ライセンスはあれどサラリーマンとして働くのが主である一方、アメリカはブローカーでもエージェントでも、不動産業界に属している人たちはフリーランスでプロとして自分で必要経費の支払いをしつつ、自分の売り上げを自分で立てて自己責任の範囲で仕事量を調節している、この点が大きな違いでした。

 

また、アメリカの不動産への投資を考えている方も、アメリカの商習慣や役割をよく理解したうえで投資することでエージェントやブローカーへのリスペクトを向けながら取引することが大切になっていくかと思われます。

 

 

【日米の違い】日本とアメリカの不動産業界や働き方・報酬・資格(宅建)の違い!アメリカ不動産投資にも役立つ情報

 

 

※本記事は村上年範氏のYouTubeチャンネル『海外不動産のホントのトコロ』掲載動画を書き起こしたものです。

 

 

村上 年範

クレディ・テック株式会社代表取締役

 

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