(※写真はイメージです/PIXTA)

最近注目されている、「老後資産形成」というキーワード。ここでは、資産形成に適した金融商品について検討していきましょう。iDeCoやNISA、株式/ETF、国内からアメリカ不動産投資まで、不動産コンサルティングを展開する村上年範氏が解説していきます。

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老後のための資産…金融商品を選ぶ際の「ポイント」

老後資産をつくるには、どんな金融商品が適しているのでしょうか。まずは、見極めたい7つのポイントをみていきましょう。

 

①「コツコツ積み立てることができる」

 

まとまったお金を貯金に回すのは苦手、という方が多いのではないでしょうか。日本人の投資のキーワードには「コツコツ」「積み立て」が挙げられるかと思います。

 

②「利回りの高さ」

 

言い換えれば投資効果の高さです。利回り・投資効果が高ければ、運用したお金は当然大きくなります。最近多くの専門家が、アメリカのETFなどをご紹介していると思いますが、それはやはり投資効果が高いからであると言えます。

 

③「節税効果」

 

例えばiDeCoやNISA、生命保険にも一部節税効果があります。

 

④「自己資金にレバレッジが効くかどうか」

 

資金が少なくとも、3倍、5倍、あるいは10倍とレバレッジを効かせられれば、当然投資効果は高くなっていきます。

 

⑤「リスクヘッジ」

 

2~30年と長期間運用していくわけなので、当然ある程度のリスクヘッジが必要になります。

 

⑥「流動性がある」

 

老後を迎えるまでに、まとまったお金が必要なタイミングは度々ありますよね。そんな時にすぐに売却ができてお金を得ることは可能か、という点です。

 

⑦「自分がリタイアするであろう年に、ある程度のお金がごそっと入ってくる」

 

老後資金を積み立てるわけなので、その後、働かなくても困らない程度の資金が入ってくるかどうかがポイントになります。

 

筆者が考える老後資産形成に有効な「金融商品の特徴・メリット」は以上の7つです。これらをまずは次の8つの国内でできる金融商品、

 

ローリスクローリターンの「定期預金」と「生命保険」

公的制度である「iDeCo」「NISA」

金融商品である「株式/ETF」「投資信託」

国内の「ワンルームマンション」と「一棟収益不動産」

 

に当てはめてみましょう。その後、海外の商品についても検討していきます。

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