【関連記事】40代になると「人生がつまらなくなった」と感じてしまう理由
他人にどう思われてもイイヤと考える
▼浅く生きる人=人の評価に右往左往
「私たちは
20歳のときは他人にどう思われているか心配して、
40歳のときは他人にどう思われてもいいやと思って、
60歳のときに他人は自分のことなんか何とも思っていなかったことに気づくのです」
20世紀のアメリカを代表するコメディアンのボブ・ホープの言葉です。
一世を風靡した人気者ゆえのじつに深いメッセージです。
私が小学5年生のときの担任が「あなたの好きな人は誰ですか?(男女1名ずつ)」
というアンケートをしました。
今思うと個人情報を無視した横暴な行為ですね。
ただ私はその頃をきっかけに、自分をよく思われたい! という感情が芽生えた気がしています。
それから思春期、大学生活、社会人、そして経営者と講師として、ある意味、人からの評価や好感を人一倍求めて生きていたのかもしれません。
一般的にそのエネルギーが克己心を養ってくれたかとも思いますが、40代くらいに突入してくると、そのことに疲労困憊してきます。
意義のある活動をしているイメージがあるだろうか。
登壇したときに、満足してもらえるだろうか。
誠実な人と思ってもらえるだろうか。
ストレスのかなりのパーセンテージを占める要因です。
どう思われてもいいや! という勇気、とても重要です。
「自分の人生は自分で創る」という気概を持てば、人の目は気にならなくなってきます。
もともと、人の目や評価なんて気にならないタイプの人がいますが、見習いたいものです。
基本、そんなことは知ったこっちゃないのです。
逆に人の評価を気にしない人が成功したり、人気者になったりすることが多く皮肉なものです。
私も、歳を重ねて、ボブ・ホープの言葉にとても笑えます。
あの人も、この人も、じつは自分のことなんて気にしてはなかったのです!
あ~、そうだったのか~。チェッ!