(画像はイメージです/PIXTA)

40代は同窓会で「あの人あんなになっちゃった!」と若い頃とのギャップが大きくなる年頃です。迫りくる老いと経年劣化を跳ね返す有効な手段は「素地」の回復といいます。松尾氏が著書『40代から深く生きる人、浅く生きる人』(海竜社)で身体のメンテナンスについて解説します。

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経年劣化を跳ね返すメンテナンス法

▼浅く生きる人=からだマネジメント不足

 

世の中は美魔女、イケメンパパなどと盛り上がっていますが、それくらい40代になるといろいろな面で疲れが増してきて、ルックスに大きな差が生じている証拠です。

 

同窓会で「あれあれ? あの人あんなになっちゃった!」と若い頃とのギャップが大きくなる年頃です。

 

今の時代はお金をかければかなりの補正ができるようになりました。

 

美容皮膚科に行けば男女問わず、肌のハリやたるみを解消してくれるし、若ハゲもAGA(男性型脱毛症)治療でかなり回復するようですね。

 

これはこれで本人の美意識の価値観に沿っていればOKだと思います。

 

ただ、人生100年時代、ずっと美容整形や薬剤に依存するのも大変でしょう。

 

そこで迫りくる経年劣化を跳ね返す有効な手段は「素地」の回復です。

 

その三大要因は、以下の3つです。

 

●呼吸

人間が1日平均2万回も行っているのが呼吸です。無意識にしているうちについつい浅い胸式呼吸になっています。

 

できるだけ丹田を意識して深い腹式呼吸を身につけると自律神経のバランスが整います。深い腹式呼吸は自然治癒力を高め、細胞を活性化させて免疫力があがるそうです。

 

ヨガや座禅など正しい呼吸法を教えてくれる場も増えているので、機会をみつけて試してみる価値が大ありです。

 

●姿勢(インナーマッスル)

よい姿勢の条件は、耳からくるぶしまでがまっすぐであること。そして骨盤が正しい位置にあること。そのためには日頃、ストレッチを欠かさず稼働域を広げておくことです。

 

あわせて筋肉の衰えを防ぐことです。背筋、腹筋のインナーマッスルを意識的に鍛える習慣です。私も中学時代から運動部にいたので、腹筋や腕立てをがむしゃらにやればいいと刷り込まれていますが、中年になると腰や肩を痛める危険性があります。ちゃんとしたトレーニング法を専門家に学ぶことが大事です。今はYou Tubeでも専門家から自由に学べます。

 

●表情筋

表情筋とは目・鼻・口・眉など顔のさまざまな箇所を動かす筋肉で60種類あるそうです。歳とともに表情筋の動きがとぼしくなってきます。

 

表情が豊かで魅力あふれる40代になるには表情筋を活性化させることです。

 

口角が常にあがっている人は好感度が高いと言われているようにあきらかに表情筋を動かすと効果があります。

 

素地を磨いておくとかなり長持ちするボディになること請け合いです。

 

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※本連載は松尾一也氏の著書『40代から深く生きる人、浅く生きる人』(海竜社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

40代から深く生きる人、浅く生きるひと

40代から深く生きる人、浅く生きるひと

松尾 一也

海竜社

気がつけば最近、たのしいと感じる瞬間がなくなっている。モチベーションがあがらない、人間関係に疲れている。就寝する頃には自分が完全に電池切れ、燃料切れになっている……。 最近の自分、ヤバくないっ!? それを特に…

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