40代になると「カタルシス」が得られるようになる理由 (画像はイメージです/PIXTA)

日頃、スマホを使ってネットやゲームばかりしていると、文章を書く機会がぐっと減っていることでしょう。人とのコミュニケーションもスタンプのみで成立したり、便利な世の中になってきました。40代で取り戻したい習慣は「自分の想いを書きまくる」ということだといいます。松尾氏が著書『40代から深く生きる人、浅く生きる人』(海竜社)で40代からの生き方を解説します。

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40歳を超えるとサウダージ(郷愁)を味わう

▼浅く生きる人=郷愁、哀愁を知らない

 

サウダージ。ポルトガル語で懐かしさ、郷愁、もう戻ることのできない無邪気で、悩みなき愉しかった日々への追憶を意味します。

 

ポルトガルを旅したときに聞いた「ファド」という民族音楽も運命、宿命という意味を有してギターの音色とともに哀愁を切々と聴かせてくれます(陽気なファドもあります)。


 
40歳も超えてくるとこの「郷愁・哀愁」という境地も少しずつわかりだすものです。

 

私も講演で今までに全国各地をよく旅したものです。

 

前泊をした場合はその街の繁華街をそぞろ歩き、気のよい居酒屋を探します。

 

そこで地元で獲れた鮮魚や、地の野菜や名物を肴においしい地酒を吞むことを我が悦びのひとつと感じています。

 

特に少しわびしさを感じる昭和テイストの街並みが好きです。

 

そこはかと懐かしくもあり、都会では味わえないぬくもりがあるものです。

 

そんな折は、それこそ懐かしい歌謡曲が流れてくるとぐっと心に沁みわたります。

 

作詞家の阿久悠、松本隆、そして歌手のさだまさしの歌詞はその天才性に感動します。

 

琴線に触れるフレーズに、人知れず涙があふれるときもあります。

 

「あぁ、いつの間にか大人になっちまったなぁ」という感慨がわいてくるものです。

 

夜は、人それぞれの愉しみ方があり、カラオケで熱唱するのもいいし、静かにクラシック音楽を聴くのもいい。

 

そんなとき、ふと心によぎる郷愁、哀愁を大切にして下さい。感性が豊かになります。

 

そういう中年は、あらたな魅力が増します。

 

株式会社ルネッサンス・アイズ 

1961年東京都生まれ。大学時代より安岡正篤、中村天風のセミナーを受講、あわせて世界各地を旅して「人間教育」に目覚める。富士通を経て、株式会社ルネッサンス・アイズを設立。

26歳で起業以来、「人間学の探求」をライフワークに、日本をリードする人物の講演会などを数多くプロデュース、現在では800名を超える講師陣ネットワークを築く。

また、自身も本物の人物から薫陶を受けた英知をわかりやすく伝え、人間力・リーダーシップ・モチベーション・コミュニケーションなど「人と組織の成長」にフォーカスしたテーマで日本各地を講演している。次世代リーダー育成スクール「Nexting」を展開中。

著書に、『出逢い力─あなたに逢えてよかったと言われる人生』(明日香出版社)、『トップリーダーが実践している奇跡の人間育成─大差を微差に縮め、微差を大差に広げる技法』(きずな出版)がある。

著者紹介

連載激動の「40代」を深く、愉快に生きるコツ

※本連載は松尾一也氏の著書『40代から深く生きる人、浅く生きる人』(海竜社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

40代から深く生きる人、浅く生きるひと

40代から深く生きる人、浅く生きるひと

松尾 一也

海竜社

気がつけば最近、たのしいと感じる瞬間がなくなっている。モチベーションがあがらない、人間関係に疲れている。就寝する頃には自分が完全に電池切れ、燃料切れになっている……。 最近の自分、ヤバくないっ!? それを特に…

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