(※画像はイメージです/PIXTA)

人は何十年も生きてくるとだんだんワンパターンの日々を送っていることに気づきませんか。会う人、仕事、息抜き、食べるメニュー、応援するチームなど、気づけば同じパターンの繰り返し。少しずつ視野が狭くなってきていませんか。どうすればいいのでしょうか。※本連載は松尾一也著『40代から深く生きる人、浅く生きる人』(海竜社)の一部を抜粋し、再編集したものです。

40代は視野狭窄とインプット不足に要注意

▼浅く生きる人=新鮮さを失っている

 

10代、20代、30代と生きてきて、だんだんワンパターンの日々になってきます。

 

会う人、やる仕事、息抜き、遊びに行くところ、食べるメニュー、応援するチーム、読む本、ゲーム、観る映画の趣向など気づけば同じフローチャートの繰り返し。

 

少しずつ視野が狭くなってきてしまって、まわりが見えづらくなっています。

 

これがひとつの人生が浅く、つまらなくなる理由。

 

関心、好奇心がすべての第一歩です。

 

心の老化の始まりは、なにごとにも興味がわかなくなってモノを見つめなくなることです。

 

もう一度、昔からかけ続けている黒縁メガネを外して、海原(うなばら)や草原を見渡してみることが必要です。

 

セミナーや講演会をプロデュースしている私の会社には、次から次へと新しい講師が登録してくれます。

 

現在では850名を超えています。

 

その人たちのプロフィールや経歴を拝見していると、感嘆してしまいます。

 

世の中には、じつにいろいろな仕事や専門性があるものですね。

 

マグロ船から学ぶコミュニケーション術、元刑事が教えるウソの見破り方、元総合格闘家に学ぶメンタルタフネスなど多士済々です。

 

よくぞ皆さん、さまざまなコンテンツをライフワークにしているものだと感心しますし、日頃どれだけインプットして自分を磨いているのかと敬服します。

 

人というのは本当におもしろいものです。

 

つまらない人というのは、自分の利益や金のこと、自分のキャリアだけ、自分のまわりだけの話に終始する人です。

 

生き方が浅い人はアウトプットばかり求められていて、いつしかインプット欠乏症になっているから人生にあまり深みを感じられなくて、おもしろくないのです。

 

人間にも賞味期限というのがあって、野菜や肉と同じで腐ってしまうのです。

 

40代はたくさん心に養分を与えて、内面的に磨いていないと、気がつけば根腐れしてしまいます。

 

世の中には若いのに残念ながら賞味期限切れの人がたくさんいます。

 

自分の賞味期限を延ばす一番のコツは「素直さ」を取り戻すことです。

 

素直であれば自然と息を吸うがごとく学んでいきます。まさにディープラーニングしていくのです。

 

そして人生のワンパターンから脱却するには、

 

・会う人を変える
・環境を変える
・仕事を変える

 

これがテキメンと言われています。

 

いつもフレッシュな40代を目指しましょう!

 

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40代から深く生きる人、浅く生きるひと

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松尾 一也

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