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行動計画は、実際のシナリオ
■具体的行動内容
行動計画とは、主要施策を具体的な行動目標へと展開したものです。月別に1年分作成します。
主要施策で実施すると決めたことについて、具体的にどのような行動を取るかを決めて、記載します。
たとえば「5S活動の導入」という主要施策が掲げられていた場合には、行動計画としては「5S委員会を立ち上げ、全社で5S活動をする(整理・整頓・清掃までの3Sを実施)」などになります。
責任者
具体的に決めた行動内容を、主体となって遂行する人の名前を記載します。
計画線表
具体的行動内容を、いつから始めていつ終了するのか、事前に計画して線で表します。「計画」の区分(段)で、月のマスに線を引いてください。
■ 実績線表
具体的行動内容を、いつから始めていつ終了したか、終了後にふり返って線で表します。「実績」の区分(段)で、月のマスに線を引いてください。
■成果と反省
具体的行動内容を実行した結果、どのような結果になったかを記載します。成果について問題などがなかったか、検証して記録しましょう。 行動計画にも、作成上の注意があります。
まず具体的行動内容については、主要施策と関係のない内容にならないようにしてください。また、文字どおり具体的な行動になるよう気をつけてください。 責任者については、部門長の名前ばかり記入してはいけません。部門長は、最終責任者ではありますが、必ずしも実行責任者ではありません。
ここでは、実行責任者を記載します。なお、線表については、「とりあえず年度始めから年度終了まで線を引く」といった大雑把なものにしないでください。できるだけ詳細にプランニングして計画線表を引き、効率的に行動していくようにしましょう。
決して大雑把にすまさない。できるだけ詳細な記述を心がける。
具体的行動
掲げた施策が達成できる行動計画を立てよう。