総資産2,000万円・最高年収800万円、65歳会社員が感無量の退職。現役時代を支えてくれた妻に「感謝のハワイ旅行」を計画していたが…急転直下、一人ぼっちの老後に涙

総資産2,000万円・最高年収800万円、65歳会社員が感無量の退職。現役時代を支えてくれた妻に「感謝のハワイ旅行」を計画していたが…急転直下、一人ぼっちの老後に涙

年金暮らしになる65歳前後は人生の大きな節目です。長年働いた会社を退職し支えてくれたパートナーに感謝を伝える。そんな良いタイミングでもあります。ところが、伝えた時には時すでに遅しという悲しいケースも。見ていきましょう。

「長い間支えてくれてありがとう」そう伝えたら…まさかの返答

中山幸一さん(仮名・65歳)は、長年勤め上げた会社を退職。これまでの42年間を振り返り、万感の思いでした。

 

中小企業の営業マンとして働き、最高年収800万円とそれなりの収入を得て、子ども2人も無事独立しました。

 

妻もパートとして家計を支え、家族の総資産は退職金の残りと貯蓄を合わせて2,000万円。年金は月26万円程度です。住宅ローンの返済も終わっており、贅沢をしなければ十分に楽しく暮らしていけると考えていました。

 

中山さんの現役時代は、平日は仕事で手いっぱい。休日は家族サービスをするよりも家でゴロゴロするタイプ。妻も平日は家事とパートで多忙を極めている様子でしたが、特にお礼を言ったことはありません。

 

夫婦は言葉がなくても支え合って生きていくもの。自分の父と母も会話が多くなかったため、無意識にそのように考えていたのです。

 

そんな中山さんは、退職のタイミングで妻へのプレゼントを用意していました。新婚旅行以来の2人旅です。海外にたっぷり8日ほど、行く場所は60代の自分たちでもゆったりとできそうなハワイです。チケットとホテル、現地ツアーで100万円を余裕で超える金額でした。

 

退職当日は、会社の同僚の送別会で帰りが遅くなった中山さん。翌日、いつも通り朝食を用意していた妻に、意気揚々と「ようやく退職だ、これからは2人の生活になるから、手始めに旅行でも行こう」そう伝えたのですが……。

 

帰ってきた言葉は、想像とは違うものでした。妻は「旅行? 一人で行ってくださいね。私は出ていきますので」と言い、静かに席を立ってしまったのです。

 

 

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