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楽天証券のNISA口座数は業界トップの600万口座(2024年12月時点)で、初心者から経験者まで多くの個人投資家が利用しています。
しかし、(旧制度の)つみたてNISAの新規口座開設者のうち「投資未経験者」の割合は90.4%という日本証券業協会のデータもあるように、銘柄選びで迷ってなかなか始められない人も少なくありません。
そこで本記事では、
「新NISAは楽天証券で始めたいけど、どの銘柄を買ったらいいかわからない」
「そもそも、買う銘柄は1つでいいの?」
「楽天証券で新NISAを始めるときに必要な設定を知りたい」
という疑問や要望をお持ちの方に、新NISA(つみたて投資枠)の銘柄選びのポイントをはじめ、楽天証券で新NISAを始めるときのおすすめ銘柄や組み合わせ(ポートフォリオ)などを初心者にもわかりやすく解説します。
最後まで読めば、楽天証券で自信を持って新NISAを始めることができます。
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〈目次〉
3. 楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)のおすすめ銘柄(ファンド)10選
Q2. 楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)の銘柄一覧を見るには?
Q4. 他社から変更して「2026年」から楽天証券で新NISAを始めるには?
1. 新NISAとは?
2014年に金融庁主導で始まった「NISA(少額投資非課税制度)」は、本来は投資で得た利益に対して課税される約20%の税金を非課税にすることで国民の資産形成を支援する制度です。
旧NISA制度は、年間投資上限額が120万円で非課税保有期間が5年間の「一般NISA」と、年間投資上限額が40万円で非課税保有期間が20年間の「つみたてNISA」の2種類があり、どちらか一方しか利用できませんでした。
しかし、2024年から始まった新NISAでは、一般NISAは「成長投資枠」、つみたてNISAは「つみたて投資枠」として引き継がれ、併用が可能に。成長投資枠では株式のほか、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、投資信託を購入できる一方、つみたて投資枠では投資信託やETFの積立買付ができます。
また、新NISAでは年間投資枠が360万円(成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円)に、非課税保有限度額(生涯投資枠)が買付金額ベースで合計1,800万円に大幅に拡大。
途中で売却してもその分の非課税投資枠が翌年以降に復活し、不測の事態で売却した場合も翌年以降に買い直せるため、利便性が向上しました。
非課税保有限度額も無期限化されて制度が恒久化されたので、いつ始めても誰でも平等に非課税の恩恵を受けながら将来のお金の不安に備えて資産形成に取り組めます。
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2. 新NISA(つみたて投資枠)の「銘柄選び」のポイント3つ
投資信託は国内で6,000本以上販売されており、そのうち新NISA(つみたて投資枠)で購入できるのは、金融庁が定めた要件を満たした345本の投資信託とETFです(具体的な商品は金融庁の公式サイトを参照)。
楽天証券ではこのうちの約80%にあたる279本の銘柄を扱っており(2025年12月1日時点)、新NISAを扱っている金融機関ではSBI証券の281本に次ぐ2番目の多さとなっています。
そのため、楽天証券なら銘柄選びの自由度が高く、自分に合った銘柄を見つけられます。
ただし、そのなかから初心者がいきなり自力で積立設定をする銘柄を選ぶのは容易ではありません。そこで、新NISAのつみたて投資枠で買付する銘柄を選ぶときのポイントを3つお伝えします。
なお、新NISAの「成長投資枠」で、「つみたて投資枠」と同じ投資信託を購入することもできます。
「成長投資枠は株式だけが対象」と勘違いされがちですが、無理して株式取引にチャレンジする必要はありません。
つみたて投資枠における投資信託の銘柄選びのポイントを解説します。
ポイント①:信託報酬が低いインデックスファンド
投資信託には大きく分けて、次の2種類があります。
・インデックスファンド…TOPIXなどの指数に連動した値動きを目指す投資信託
・アクティブファンド…指数を上回るパフォーマンスを目指す投資信託
そして、投資信託の保有期間中は、「信託報酬」という運用や管理にかかるコストがずっと発生します。
この信託報酬は、インデックスファンドの場合は年率0.1~0.2%程度のものが多いのですが、アクティブファンドはファンドマネージャーの人件費や企業調査費などが含まれるため、年率1~3%程度とやや高めに設定されています。
わずかな信託報酬の差でも、長期間でみると大きなコストの差となって運用成績に影響を与えます。
そのため、数十年といった長期での資産形成が前提の新NISA(特につみたて投資枠)では、できるだけ信託報酬が低い投資信託、つまりインデックスファンドを選ぶことが鉄則です。
同じ指数(米国S&P500など)に連動するインデックスファンドでも、運用会社によって信託報酬は異なるので、意識してチェックしましょう。
ポイント②:全世界株式、先進国株式、または米国株式のファンド
インデックスファンドなら何でもOKというわけではありません。世界経済は今後も成長が続くという前提のもと、「全世界株式」や「先進国株式」、さらにそれらの約60~70%を占める「米国株式」を選び、長期的な株価上昇の恩恵を受けようとするのが、最近の資産形成における基本的な考え方です。
なぜなら、数十年にわたって毎月コツコツ定額をドル・コスト平均法で積立買付する方法は、株価チャートが長期で右肩上がりになる確率が高い商品を選ぶことが重要だからです。
その理由について、1990年1月から2021年11月までの株価の値動きを、米国の代表的な指数であるS&P500(赤色)と日経平均(オレンジ色)のチャートで比較します。
米国の株価(赤色)は途中で下落しながらも、長期で見ると右肩上りに推移していることがわかります。日経平均(オレンジ色)と比べると、その差は一目瞭然。
そして、次のチャートが、米国のS&P500(赤色)と全世界株式(緑色)です。
どちらも同じような値動きをしながら上昇していることがわかります。
なぜ米国株式のチャートが右肩上がりなのかを説明すると、米国は移民を受け入れて人口が増加していることが関係しており、労働者が生み出すサービスの価値の合計「GDP(国内総生産)」が大きくなって経済も成長するので、それが株価にも反映されるからです。
さらに、米国にはグーグルやアップル、テスラのようなグローバルに活躍して成長する企業が誕生する土壌があるのも要因の1つとされています。
ポイント③:純資産が100億円以上で残高が増加しているファンド
投資信託の時価総額のことを「純資産」といい、“ファンドの規模”を表します。大きければ大きいほどそのファンドに投資している人がいることになり、純資産は“人気のバロメーター”と捉えることもできます。
この純資産が少なければ運用を続けることが困難になり、「繰上償還(運用が強制終了されること)」になる場合もあります。そして、繰上償還のリスクが低いとされているのが、「純資産(純資産残高)100億円以上のファンド」といわれています。
そのため、運用を開始したばかりのファンドを除き、純資産100億円以上で、資金流入が続いて残高が増加しているファンドのなかから選ぶことをおすすめします。
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3. 楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)…おすすめ銘柄・商品(ファンド)10選
それでは、上記条件にマッチした、楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)でおすすめの投資信託を投資対象別に厳選して10本紹介します。
なお、純資産やトータルリターンの数字は、ウェルスアドバイザー株式会社の2025年12月1日時点のデータです。
3.1.「全世界株式」でおすすめの3銘柄
一言で「全世界株式」といっても、連動する指数(インデックス)は大きく分けて次の2つがあります。
- MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
- FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
それぞれ投資する銘柄の数が異なり、多いほうがより広く分散できますが、パフォーマンスの優劣は売却時にしかわかりません。そのため、どの指数に連動するファンドを選ぶかは“好み”の問題であり、購入時点ではそれほど意識する必要はありません。
楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)で「全世界株式」を選ぶなら、次の3銘柄が候補になります。
①「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
| ファンド名 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
| 資産クラス | 全世界株式 |
| 連動する指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス |
| 基準価額 | 32,673円 |
| 純資産額 |
8兆5,685.31億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.05775% |
| トータルリターン | +21.35%(1年)、+23.1%(3年)、+23.66%(5年) |
| 運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信) |
| ファンドの特色 |
業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指すことで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。 |
※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。
②「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」
| ファンド名 | 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド |
| 資産クラス | 全世界株式 |
| 連動する指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス |
| 基準価額 | 16,844円 |
| 純資産額 | 5,722.53億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.0561% |
| トータルリターン | +21.21%(1年) |
| 運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
| ファンドの特色 |
2023年10月27日より運用が開始された全世界株式ファンド。愛称は『楽天・プラス・オールカントリー』。 楽天証券の「投信残高ポイントプログラム」の対象で、ポイント還元率は年率0.017%。 |
※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。
ちなみに筆者も、楽天証券のNISA口座で「楽天・プラス・オルカン」をつみたて投資枠で月10万円、「楽天SCHD」を成長投資枠で月5万円を積立設定しています。
筆者の新NISAの積立設定状況

③「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」
| ファンド名 | eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) |
| 資産クラス | 全世界株式 |
| 連動する指数 | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本) |
| 基準価額 | 33,068円 |
| 純資産額 | 9,169.69億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.05775% |
| トータルリターン | +21.07%(1年)、+23.1%(3年)、+23.96%(5年) |
| 運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信) |
| ファンドの特色 | 業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。 『eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)』から日本を除く先進国と新興国の株式に投資できる。 投資先の割合は、1位がアメリカ、2位がイギリス、3位がカナダ。 すでに日本の個別株式を保有しており、日本株の資産構成比を高めたくない人におすすめ。 「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2024」のインデックス部門では、第6位にランクイン。 |
※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。
3.2.「先進国株式」でおすすめの3銘柄
先進国株式に連動する代表的な指数には、「MSCIコクサイ・インデックス」があります。
楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)で「先進国株式」を選ぶなら、次の3銘柄が候補になります。
④「ニッセイ外国株式インデックスファンド」
| ファンド名 | ニッセイ外国株式インデックスファンド |
| 資産クラス | 先進国株式 |
| 連動する指数 | MSCIコクサイ・インデックス |
| 基準価額 | 52,286円 |
| 純資産額 | 9,672.83億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.09889% |
| トータルリターン | +20.08%(1年)、+23.1%(3年)、+25.14%(5年)、+14.91%(10年) |
| 運用会社 | ニッセイアセットマネジメント |
| ファンドの特色 | 2013年12月10日に設定され、同タイプのファンドとしては長い運用実績をもつ。 日本を除く世界の主要先進国の株式に投資できる。 投資先の割合は、1位がアメリカ、2位がイギリス、3位がカナダ。 「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2024」のインデックス部門では、第3位にランクイン。 |
※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。
⑤「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」
| ファンド名 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
| 資産クラス | 先進国株式 |
| 連動する指数 | MSCIコクサイ・インデックス |
| 基準価額 |
39,593円 |
| 純資産額 |
1兆1,267.09億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.09889% |
| トータルリターン | +20.12%(1年)、+23.11%(3年)、+25.19%(5年) |
| 運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信) |
| ファンドの特色 | 業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。 日本を除く世界の主要先進国(22ヵ国・地域)の株式に投資できる。 投資先の割合は、1位がアメリカ、2位がイギリス、3位がカナダ。 「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2024」では、インデックス部門で第4位にランクイン。 |
※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。
⑥「楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド」
| ファンド名 | 楽天・プラス・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド |
| 資産クラス | 先進国株式 |
| 連動する指数 | MSCIコクサイ・インデックス |
| 基準価額 |
15,798円 |
| 純資産額 | 163.67億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.088% |
| トータルリターン | +20.02%(1年) |
| 運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
| ファンドの特色 |
2033年12月31日より運用が開始された先進国株式ファンド。愛称は『楽天・プラス・先進国株式(除く日本)』。 |
※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。
3.3.「米国株式」でおすすめの4銘柄
最後は「米国株式」です。世界経済の中心はやはり米国であり、「全世界株式」や「先進国株式」も約60~70%を米国に投資しているので、実はどれも似通った値動きをします。
ただし、「米国株式」のほうが「全世界株式(もしくは先進国株式)」より過去のリターンは高いので、米国が今後数十年間にわたって成長し続けることを期待するのであれば、「米国株式」を選ぶのも1つの方法です。
米国株式に連動する指数には、次のようなものがあります。
- NYダウ(30銘柄)
- S&P500(500銘柄)
- NASDAQ100指数(100銘柄)
- NASDAQ総合指数(3,000銘柄)
- CRSP USトータル・マーケット・インデックス(約4,000銘柄)
- NYSE FANG+(10銘柄)
銘柄数が多いほうが上場している米国企業全体の実態を表すため、500銘柄に投資する「S&P500」や、投資できる銘柄のほぼ100%にあたる約4,000銘柄に投資する「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」がおすすめです。
楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)で「米国株式」を選ぶなら、次の4銘柄が候補になります。
⑦「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
| ファンド名 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
| 資産クラス | 米国株式 |
| 連動する指数 | S&P500指数 |
| 基準価額 | 39,003円 |
| 純資産額 | 9兆5,420.53億円 |
| 信託報酬(税込) |
0.0814% |
| トータルリターン | +18.94%(1年)、+23.51%(3年)、+26.4%(5年) |
| 運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信) |
| ファンドの特色 |
業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。 |
※表のなかのファンド名をクリックすると、最新の価格やチャートが見れます。
⑧「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」
| ファンド名 | 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド |
| 資産クラス | 米国株式 |
| 連動する指数 | S&P500指数 |
| 基準価額 | 17,357円 |
| 純資産額 |
8,011.71億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.077% |
| トータルリターン | +18.9%(1年) |
| 運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
| ファンドの特色 |
2023年10月27日より運用が開始された米国株式ファンド。愛称は『楽天・プラス・S&P500』。 |
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⑨「楽天・全米株式インデックス・ファンド」
| ファンド名 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
| 資産クラス | 米国株式 |
| 連動する指数 | CRSP USトータル・マーケット・インデックス |
| 基準価額 | 39,324円 |
| 純資産額 | 2兆2,347.42億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.162% |
| トータルリターン | +18.15%(1年)、+22.54%(3年)、+25.21%(5年) |
| 運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
| ファンドの特色 | 世界最大級の運用会社バンガード社の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」を通じて、 米国株式市場で投資可能な約4,000銘柄(大型・中型・小型株)に投資できる。愛称は「楽天・VTI」。 「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2024」では、インデックス部門で第10位にランクイン。 お笑い芸人の厚切りジェイソン氏が、著書で同ファンドを紹介したことでも話題に。 |
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⑩「iFreeNEXT FANG+インデックス」
| ファンド名 | iFreeNEXT FANG+インデックス |
| 資産クラス | 米国株式 |
| 連動する指数 | NYSE FANG+ |
| 基準価額 |
87,626円 |
| 純資産額 | 9,996.67億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.7755% |
| トータルリターン | +40.01%(1年)、+56.95%(3年)、+33.96%(5年) |
| 運用会社 | 大和アセットマネジメント |
| ファンドの特色 |
フェイスブック(Facebook、現在はメタ)、アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)、ネットフリックス(Netflix)、 |
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4. 楽天証券の新NISA…おすすめ銘柄と組み合わせ(ポートフォリオ)
楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)でおすすめの銘柄を10本紹介しましたが、筆者がよく受けるのが次の質問。
「NISAの銘柄はいくつ買えばいいの?」
結論からお伝えすると、「全世界株式」「先進国株式」「米国株式」のどれか1本を購入すれば、すでに何百や何千という企業に分散投資されているので、複数ファンドの購入は不要というのが筆者の考えです。
しかし、なかには次のような考えを持っている方もいるでしょう。
「もっとリスクをとってもいいので、高いリターンを狙いたい」
「すべて株式に投資するのは怖いので、もっとリスクを下げたい」
ここでは、先ほどの10銘柄を軸として、アクセントを加えることでリターンを高められる可能性があるファンド(新興国株式とアクティブファンド)と、株式と逆の値動きをする「債券」を組み入れることでリスクを抑えられる「バランス型ファンド」を紹介します。
4.1. より高いリターンを狙うなら「新興国株式」を組み入れる
もっとリスクをとってリターンを高めたい人におすすめなのが、「新興国株式」です。
新興国とは、日本や米国のような先進国と比べて政治や経済が発展途上にあり、成長の伸びしろがある国や地域のことを指します。
具体的には、ブラジル・ロシア・インド・中国の頭文字を取った「BRICS(ブリックス)」や、ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチンの頭文字を取った「VISTA(ビスタ)」などです。
ただし、新興国株式は経済が成長するにつれて株価が大きく上昇する可能性もある一方、期待するほど伸びずに下落するリスクもあり、慎重な判断が求められます。
そのため、新興国株式のインデックスファンドを1本だけ選ぶのではなく、「全世界株式」「先進国株式」「米国株式」のどれかと組み合わせて配分比率を10%程度に抑えることをおすすめします。
楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)で「新興国株式」を選ぶなら、次の銘柄が候補になります。
・「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」
| ファンド名 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス |
| 資産クラス | 新興国株式 |
| 連動する指数 | MSCIエマージング・マーケット・インデックス |
| 基準価額 |
21,274円 |
| 純資産額 | 2,755.89億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.1518% |
| トータルリターン | +28.25%(1年)、+22.82%(3年)、+15.6%(5年) |
| 運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信) |
| ファンドの特色 |
業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。 |
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4.2. 積極的に利益を狙うならアクティブファンドも組み入れる
次に紹介するのは、指数を上回る運用成績を目指す「アクティブファンド」です。
インデックスファンドより信託報酬が高いのでコストを上回るリターンをあげないといけませんが、「積極的に利益を狙いたい」「インデックスファンドだけではつまらない」という人には向いています。
ただし、アクティブファンドを組み入れる場合も、「全世界株式」もしくは「米国株式」を中心にして配分比率を抑えるようにしましょう。
楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)で「アクティブファンド」を選ぶなら、たとえば次の銘柄が候補になります。
・「ひふみプラス」
| ファンド名 | ひふみプラス |
| 資産クラス | 国内外株式 |
| 連動する指数 | アクティブファンドなのでなし |
| 基準価額 | 70,184円 |
| 純資産額 | 6,353.28億円 |
| 信託報酬(税込) | 1.078% |
| トータルリターン |
+20.37%(1年)、+15.83%(3年)、+9.38%(5年)、+10.39%(10年) |
| 運用会社 | レオス・キャピタルワークス |
| ファンドの特色 |
テレビ東京の経済番組『ガイアの夜明け』にも登場した、藤野英人ファンドマネージャーが中心となって運用する「ひふみ投信」シリーズ。 |
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4.3. ミドルリスク・ミドルリターンを狙うなら「バランス型」1本でOK
ここまで紹介した楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)でおすすめの銘柄は、商品の配分比率がすべて株式でした。
価格の変動を抑えてリスクを下げるためには、株式とは値動きの異なる「債券」や「REIT(不動産投資信託)」を組み入れて「資産分散」をするのがセオリーとされています。
しかし、新NISA(つみたて投資枠)には「債券100%」「REIT100%」の投資信託がありません。そこでおすすめなのが、1本のファンドで株式や債券などの複数の資産に投資する「バランス型ファンド」です。
「株式100%での運用は値動きが激しくて怖い」「利益はそこそこでいいから、リスクを抑えて運用したい」のような人は、バランス型1本だけを選ぶのも有効です。
楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)で「バランス型」を選ぶなら、次の銘柄が候補になります。
・「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」
| ファンド名 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) |
| 資産クラス | バランス型 |
| 連動する指数 | バランス型なのでなし(合成指数) |
| 基準価額 | 19,606円 |
| 純資産額 |
4,327.99億円 |
| 信託報酬(税込) | 0.143% |
| トータルリターン | +13.91%(1年)、+12.53%(3年)、+12.43%(5年) |
| 運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント(旧三菱UFJ国際投信) |
| ファンドの特色 |
業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続けることで人気の「eMAXIS Slim」シリーズ。8つの資産 |
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5. 楽天証券の新NISAのおすすめポイント3つ
ここでは、新NISAのサービスを取り扱う多数の金融機関のなかから、楽天証券を選んで始めるメリットを厳選して3つ紹介します。
それぞれ解説します。
ポイント①:楽天カードと楽天キャッシュの併用で、つみたて投資枠の全額がポイント付与の対象
投資信託の積立額をクレジットカードで決済する方法が「クレカ積立」で、楽天証券の新NISAで楽天カードで決済すると、年間カード利用額を問わずカードのランクに応じて0.5~最大2%の楽天ポイントが還元されます(新NISA口座以外もOK)。
クレカ積立の上限額は楽天証券に限らず月10万円のため、クレカ積立時のポイント還元率が0.5%の楽天カード(年会費無料)を利用した場合、毎月最大500ポイントが付与されます。
貯まった楽天ポイントは、楽天市場でのネットショッピングをはじめ、街中のコンビニやドラッグストア、飲食店などで1ポイント=1円分として利用できるので、使い勝手は抜群です(楽天ポイントを利用できる場所は公式サイト「楽天ポイントが使えるお店」から探せます)。
さらに、楽天証券には「楽天キャッシュ」という電子マネーによる独自の決済手段があり、楽天キャッシュによる投資信託の積立買付時にも0.5%(200円につき1P)の楽天ポイントが還元されます。

そして、「楽天カード」と「楽天キャッシュ」の2つの決済手段を併用すると、月15万円までの積立額を全額ポイント付与の対象にしながらキャッシュレスで投信積立ができます。
整理すると、次のようになります。
- 楽天カードクレジット決済:月10万円
- 楽天キャッシュ決済:月5万円
そのため、月10万円以上を投資に回そうと考えている人には、楽天証券の新NISAならより多くのポイントを獲得できるチャンスがあります。
他社でも月10万円までクレカ積立ができますが、クレジットカード以外で「楽天キャッシュ」のような決済手段があるのは楽天証券だけとなっています。
なお、楽天カードクレジット決済も楽天キャッシュ決済も積立設定の締め切りは、毎月12日です。12日までに積立設定をすると、翌月から自動で注文が執行されます。
つまり、これから最短でキャッシュレス決済で投信積立を始める場合は、2025年12月12日(金)までに設定すると、翌月から始められます。
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ポイント②:楽天ポイントを利用できる
楽天証券や日常生活で楽天カードを使って獲得した楽天ポイントは、再び楽天証券での投資信託や株式の購入費用の一部もしくは全額に充てることができます(=「楽天ポイント投資」)。
ポイント投資ができる証券会社は他にもありますが、現金決済時のみの場合がほとんどです。
一方、楽天証券であれば、たとえば月10万円の投資信託の積立設定において「クレカ決済99,900円+楽天ポイント100円分」のようにクレカ積立とポイントの併用が可能です。
ポイント③:定期売却で「定率指定」ができる
資産形成を始めるときは、入口だけではなく、貯めたお金を取り崩すときの出口も考えておくことも大切です。
楽天証券には次の3つの方法による定期売却サービスがあり、タイミングを計って自分で売却しなくても、楽天証券が定期的に売却してくれます。
- 金額指定:毎月定額を売却する
- 定率指定:保有口数に対して決まった割合を毎月売却する
- 期間指定:最終受取年月を決めて、売却回数で等分した口数を毎月売却する
このうち、筆者がおすすめなのが「2. 定率指定」で、基準価額(投資信託の価格のこと)が高いときは少しの割合、安いときは多くの割合を売却して少しずつ取り崩すので、保有残高を長持ちさせることができます。
SBI証券でも定率売却を導入する予定ですが、現時点で定率売却に対応しているのは楽天証券のみ。
実際に売却するのは数十年後のことなのでイメージしにくいかもしれませんが、楽天証券であれば入口から出口までの仕組みがしっかりしているので、長期運用が前提の新NISAも安心して始められます。
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6. 楽天証券で新NISAを始めるときのおすすめ設定5つ
ここでは、楽天証券で新NISAを始めるときに設定しておくべき設定・サービスを5つ紹介します。
■楽天証券の新NISAのおすすめ設定
それぞれ解説します。
6.1.「楽天カードクレジット決済」
ポイント①でお伝えしたように、楽天証券には投資信託の積立額を楽天カードで決済すると、カードの種類に応じて0.5~最大2%の楽天ポイントが還元される「楽天カードクレジット決済」があります。
利用するには初回のみカードの登録が必要で、手元に楽天カードを用意し、積立設定をする途中の「引落方法」の選択画面から「楽天カードクレジット決済」を選択して、画面の指示に従って登録しましょう。

なお、証券口座内の「預り金」からの引き落とし(現金決済)でも積立買付はできます。
同じ金額を投資に回すならクレジットカードで決済したほうがポイント付与分だけお得に運用できますが、クレジットカードを持ちたくない人もいるはずなので、やりやすい方法を選んでください。
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6.2.「楽天ポイントコース」に設定されていることを確認
楽天証券のポイントコースには「楽天ポイントコース」と「楽天証券ポイントコース」の2種類があります。
コース名に「証券」が入っているか否かの違いで少々紛らわしいですが、通常の“楽天ポイント”が貯まるのは「楽天ポイントコース」のほうです。後者の「楽天証券ポイントコース」では、楽天証券だけで利用できる“楽天証券ポイント”が貯まります。
楽天会員として口座開設を申し込んだ場合、最初から「楽天証券ポイントコース」が設定されていますが、念のため確認しておきましょう。
もし変更が必要な場合は、積立設定の際に表示される「ポイント利用設定状況」画面の「設定状況はこちら」から、「楽天ポイントコース」に変更してください。

気づかずに積立設定をしてしまった人は、『「楽天ポイントコース」と「楽天証券ポイントコース」の違い…どっちを設定すべき?』を参考にして「楽天ポイントコース」に変更しましょう。
記事内では、間違えて貯めた「楽天証券ポイント」を、通常の「楽天ポイント」に交換する方法も紹介しています。
6.3. 「マネーブリッジ」と「ハッピープログラム」
楽天証券の口座と楽天銀行の口座を連携する「マネーブリッジ」の設定をして「自動入出金(スイープ)」を利用すると、楽天証券で株式を発注するときに証券口座に残高(預り金)がなくても、楽天銀行の残高から自動で不足分を補って入金してくれるなどのメリットがあります。
また、クレカ積立を利用しなくても、証券口座の預り金からの引き落とし(現金決済)で投資信託を購入するときにもマネーブリッジは有効なので、設定しておくと便利です。
さらに、普通預金残高300万円以下の分には年0.28%(税引前)、300万円以上の分には年0.22%(税引前)の優遇金利が適用されるので、楽天銀行はメインバンクとしてもおすすめです。
そして、楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジで連携したら、楽天銀行のサイトから「ハッピープログラム」にもエントリーしておきましょう。
ハッピープログラムでは、楽天証券での取引に応じて楽天ポイントが貯まったり、会員ステージに応じて提携企業(セブン銀行やイオン銀行など)のATMの手数料が最大月7回無料になったり、様々なサービスを受けられます。
なお、筆者は楽天銀行で入出金するときは、楽天銀行のキャッシュカードを利用してセブン-イレブンに設置してある「セブン銀行のATM」から行っています。ハッピープログラムを活用すれば所定の回数までは手数料が無料になるため、重宝しています。
6.4. 手数料コースが「ゼロコース」に設定されていることを確認
楽天証券では、2023年10月より国内株式手数料が0円になる「ゼロコース」がスタートしました。
楽天証券の新NISA口座(成長投資枠・つみたて投資枠)では、投資信託、国内株式、外国株式(米国株・中国株)を手数料無料で取引できますが、特定口座や一般口座で株式取引をする場合に備えて、「ゼロコース」が選択されているか確認しておくと安心です。
これから楽天証券の口座を開設する方は、最初から「ゼロコース」が設定されているはずです。しかし、すでに口座を開設していて、まだ変更をしていない場合は、手数料コースを変更しておきましょう。
変更方法は簡単で、楽天証券のWEBサイトにログイン後、右上の「マイメニュー」を開き、「お客様情報一覧」にある「国内株式」をクリックします。
すると、「手数料コース」の項目があるので、右側の「確認・変更」をクリックしてください。現在の手数料コースが表示されたら、右側の「変更」から手数料コースを「ゼロコース」にします。

6.5. 配当金の受領方法の変更
株式の配当金の受領方法には、次の3種類があります。
- 配当金受領証方式
- 株式数比例配分方式
- 登録配当金受領口座方式
しかし、NISA口座で国内上場株式等の配当金を非課税にするには、配当金の受領方法を「株式数比例配分方式」にする必要があります。
口座開設後は「株式数比例配分方式」が設定されていますが、念のため、WEBサイトにログインし、右上の「マイメニュー」から「国内株式」を選択して、配当金受取方法が「証券口座でのお受取り(株式数比例配分方式)」になっていることを確認しましょう。

「株式数比例配分方式」以外だった場合は、「変更」から手続きをしてください。
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7. よくある質問
最後に、楽天証券の新NISAに関するよくある質問に5つ回答します。
Q1. 楽天証券で新NISAを始めるデメリットはありますか?
楽天証券の新NISAのデメリットを強いてあげると、投資信託の保有残高に応じてポイントが付与される「投信残高ポイントプログラム」の対象銘柄が楽天・プラス・シリーズの6銘柄しかない点です。
一方、SBI証券、松井証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)の場合は、基本的にはその証券会社が取り扱うほぼすべての銘柄が対象となっています。
対象銘柄が拡充されることを期待しましょう。
Q2. 楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)の銘柄一覧はどこで見れますか?
楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)の対象銘柄は、楽天証券のサイト内の「投信スーパーサーチ」の「取引種別」のメニュー内の「NISAつみたて投資枠」にチェックを入れると一覧を確認できます。
Q3. 楽天証券の新NISAの商品ランキングはどこで見れますか?
「ホーム」 >「 投資信託」 >「 投資信託を探す」 >「 ランキング」 > 「NISAランキング(積立金額)」の順に進むと、楽天証券の新NISAで期間中(デイリー・週間・月間から選択)に積立設定された銘柄を金額が多い順にチェックできます。
他の楽天証券ユーザーはどのようなファンドで資産形成に取り組んでいるのか、銘柄選びの参考にしてください。
Q4. 他社から乗り換えて「2026年」から楽天証券で新NISAを始める手続きはいつからできますか?
他社のNISA口座を保有している人が、2026年から楽天証券でNISAを始める場合は、2025年10月から変更手続きができるようになっています。
2025年に入って現在のNISA口座で1円も投資していない人は、10月以前から変更手続きができましたが、現在(2025年12月3日時点)では、誰でも可能な状態です。年末に近づくと金融機関の手続きが混雑する可能性があるため、早めの手続きをおすすめします。
なお、これまでNISA口座の変更には書面でのやり取りが必要でしたが、楽天証券は2024年10月から電子化に対応し、ウェブ上で簡単に手続きできるようになりました。
Q5.「全世界株式(オルカン)」と「米国株式」はどっちのほうがおすすめですか?
業界最低水準のコストを将来にわたって目指し続ける運用方針で人気の「eMAXIS Slimシリーズ」の代表的なファンドに、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」があります。
そして、SNSなどでもよく議論されるテーマの1つが、「全世界株式と米国株式はどっちがいいの?」です。
将来のことは誰にもわからないので正解はありませんが、筆者の意見としては、米国が今後も数十年間にわたって成長することを期待するのであれば米国株式。
どの国の株価が上昇してもいいように世界中の株式に分散投資をして、世界経済の成長に伴う株価の長期的な上昇の恩恵の一部を享受できればいいのであれば、全世界株式がおすすめです。
8. まとめ
本記事では、楽天証券で新NISA(つみたて投資枠)を始めるときのおすすめ銘柄や組み合わせなどを解説しました。
銘柄選びで失敗すると、いくら優れた制度であっても、期待通りの利益をあげられない可能性があります。
「貯蓄から投資へ」の流れのなか、新NISAの仕組みと銘柄選びの正しい知識を身につけて、資産形成の第一歩を踏み出しましょう。
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