楽天証券では、電子マネー「楽天キャッシュ」による投資信託の積立買付が可能です(新NISAもOK)。「楽天カードクレジット決済」との比較や新規設定のやり方、実施中のキャンペーンなどを、楽天ユーザーでFP資格を持つ証券会社出身のSGO編集者が解説します。
楽天証券の「楽天キャッシュ決済」…投信積立の設定方法を画像で解説【新NISAにも対応】

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楽天証券には、「楽天キャッシュ」という電子マネーで投資信託の積立額を支払う独自の決済手段があります。

 

クレジットカードで決済する「クレカ積立」なら主要ネット証券にもあるので知っている人も多いと思いますが、「楽天キャッシュ」とは何が違うのでしょうか?

 

本記事では、

 

「楽天キャッシュを使うメリットは?」

「楽天カードと楽天キャッシュはどっちがお得?」

「楽天キャッシュで投資信託を買うには?」

 

のような疑問をお持ちの方に、楽天キャッシュの基本から楽天証券で楽天キャッシュを利用して投資信託の積立設定をする方法まで初心者にもわかりやすく解説します。

 

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1.「楽天キャッシュ」とは

楽天キャッシュの説明図
(引用:楽天証券)

 

「楽天キャッシュ」とは、楽天市場や楽天トラベル、楽天ブックス、楽天グループの各種サービスや提携サービスで利用できる、楽天グループのオンライン電子マネーです。

 

イメージとしては、交通系ICカード「Suica」の楽天版。主要なコンビニをはじめ対象の店舗での支払いがキャッシュレスになるので、財布を出す手間が省けてスムーズに会計ができます。

 

また、楽天キャッシュはポイント還元の面でもお得で、「楽天キャッシュ利用ポイント(0.5%)」+「(QRコード決済の)楽天ペイ利用ポイント1%」で合計1.5%の楽天ポイントが還元されます。

 

そして、この楽天キャッシュへのチャージ方法には次の7種類があります。

 

■楽天キャッシュへのチャージ方法

 

  1. 楽天カード
  2. 楽天Edy
  3. 銀行口座
  4. セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM
  5. フリマアプリ「楽天ラクマ」の売上金
  6. 「楽天ギフトカード」」
  7. 暗号資産「楽天ウォレット」

 

次章では、楽天証券で楽天キャッシュを利用して投資信託を購入するメリットなどを解説します。

 

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2.「楽天キャッシュ決済による投信積立」のメリット

楽天キャッシュ決済による投信積立のメリット
(引用:楽天証券)

 

まずは、楽天証券における楽天キャッシュによる投信積立サービスの全体像を把握しましょう。

 

■「楽天キャッシュによる投信積立」の概要

積立設定
可能額

毎月100円~50,000円
※複数のファンドを積み立てる場合はその合計額

対象口座

特定口座、一般口座、新NISA口座(つみたて投資枠、成長投資枠)
※iDeCo、未成年口座、法人口座は対象外

対象商品

楽天証券が取り扱う積立可能な投資信託
※株式の購入は不可

申込締切日

毎月12日までの積立設定で翌月の積立注文を実行

買付日

毎月1日~28日から選択
※指定日が休業日・ファンド休日の場合は翌営業日に買付

 

ご覧のように、楽天証券で楽天キャッシュを利用して投資信託を積み立てる場合、月5万円まで買付ができます。

 

楽天証券には月10万円まで楽天カードで投信積立ができる「楽天カードクレジット決済」もあるので、「楽天カードクレジット決済」と「楽天キャッシュ決済」を併用することにより、毎月最大15万円までの積立額をキャッシュレスで投信積立できます

 

そして、2024年から始まった新しいNISA(以下、新NISA)の「つみたて投資枠」では月10万円まで投資信託の積立買付ができるので、がんばって月10万円以上を投資に回そうと考えている人は、楽天証券の新NISAなら月10万円以上の積立額にもポイントを付けながら資産形成に取り組むことができます。

 

この場合、対象が投資信託だけの「つみたて投資枠」を優先し、10万円以上の積立額に「成長投資枠」を利用することをおすすめします。整理すると、次のようになります。

 

  • 楽天カードクレジット決済:月10万円(つみたて投資枠)
  • 楽天キャッシュ決済:月5万円(成長投資枠)

 

SBI証券やマネックス証券、auカブコム証券でも月10万円までクレジットカードで投信積立ができますが、月15万円までポイントの還元の恩恵を受けながら資産形成ができるのは楽天証券だけとなっています。

 

■補足

新NISAの「成長投資枠」では、株式だけではなく、投資信託の(1回だけの)スポット購入や積立買付もできます。

一方、新NISAの「つみたて投資枠」は投資信託の積立買付に限定されるので、投信積立をする場合は、つみたて投資枠から優先して使うことをおすすめします。

 

次章では、楽天証券で楽天キャッシュを利用して投資信託を買付する仕組みを図を使ってわかりやすく解説します。

 

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3. 楽天証券で「楽天キャッシュ」を利用して投資信託を積立買付する仕組み

楽天キャッシュ決済の仕組み

 

「楽天カードクレジット決済」は、楽天証券での積立額を楽天カードで直接決済するというものでした。しかし、楽天キャッシュ決済の場合は、上図のように、真ん中に「楽天キャッシュ」が加わります。

 

一度に理解しようとすると混乱するので、左右に分けて見ていきましょう。

 

まず、左の楽天カードから楽天キャッシュにチャージします。チャージといっても、どこかのお店に行く必要はなく、スマホで簡単にできます。楽天キャッシュの残高が一定額以下になったら事前に設定した金額を自動でチャージする「オートチャージ機能」もあるので、手間は最小限で済みます。

 

そして、チャージした楽天キャッシュを使って、楽天証券で投資信託の積立額を決済します。このときに0.5%のポイントが還元されます(200円につき1ポイント)。

 

次の図で“流れ”をご確認ください。

 

楽天証券で楽天キャッシュを使って投信積立をするまでの流れ
(引用:楽天証券)

 

なお、楽天キャッシュへのチャージ方法は、楽天カードを含めて次の7種類があります。

 

■楽天キャッシュへのチャージ方法

 

  1. 楽天カード
  2. 楽天Edy
  3. 銀行口座
  4. セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM
  5. フリマアプリ「楽天ラクマ」の売上金
  6. 「楽天ギフトカード」
  7. 暗号資産「楽天ウォレット」

 

ポイントが付与されるタイミングは、楽天キャッシュにチャージしたときではなく楽天証券での積立買付時なので、チャージ方法は楽天カードではなくても大丈夫です。

 

クレジットカードの利用に抵抗がある方は、たとえばセブン銀行ATMから現金で楽天キャッシュにチャージする方法でも、楽天証券での投信積立で0.5%のポイントが還元されます。

 

ちなみに、楽天証券で楽天キャッシュを利用して投資信託を積立買付するときのポイント還元率は0.5%だけですが、QRコード決済「楽天ペイ」を通じて楽天ペイが使えるお店で楽天キャッシュで支払うときは「楽天ペイ利用ポイント1%」が加わり、ポイント還元率は合計1.5%になります。

 

4.「楽天カード決済」と「楽天キャッシュ決済」はどっちがお得?

楽天カード決済と楽天キャッシュ決済

 

ここまで、楽天キャッシュのメリットを中心に紹介してきました。

 

それでは、楽天証券で投資信託の積立買付をするときは、「楽天カードクレジット決済」と「楽天キャッシュ決済」はどっちのほうがお得で、どちらを優先すればいいでしょうか?

 

ポイント還元面だけで比べた結論は、年会費無料の楽天カード(一般カード)を利用していて、月5万円までしか投信積立をしない人は、どちらを選んでもポイント還元率は0.5%で変わりません。

 

しかし、楽天キャッシュの場合は買付日に残高がないと注文が執行されないので、確実に買付が実行できる(後払いの)楽天カード決済のほうがおすすめです。

 

楽天キャッシュの「オートチャージ機能」を活用すれば買付日の残高不足のリスクを減らせますが、シンプルな決済方法で選ぶなら、楽天カード決済のほうが優位性があります。

 

ちなみに、楽天証券の2024年12月期上半期の決算説明資料を見ると、楽天証券で投資信託の積立設定をしている人数の割合は、クレジットカード決済が約5割、楽天キャッシュ決済は約3割となっています。

 

投信積立設定者数に占める楽天グループ連携決済
■楽天証券における投信積立の決済方法の割合 (出所:「楽天証券 2024年12月期上半期 決算説明資料」)

 

そして、年会費がかかる楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードを普段から使っている人は、クレカ積立時のポイント還元率がアップする楽天カード決済を迷わず選びましょう。

 

■楽天証券でクレカ積立ができるカードの比較表

  ①楽天カード ②楽天ゴールドカード ③楽天プレミアムカード
カードデザイン 楽天カードのデザイン 楽天ゴールドカードのデザイン 楽天プレミアムカードのデザイン
カードのランク 一般カード 一般とゴールド
の中間
ゴールドカード
年会費 無料 2,200円
(税込)
11,000円
(税込)
クレカ積立時の
ポイント還元率
0.5% 0.75% 1%
クレカの基本還元率
(ショッピング利用時)
1%(共通)
公式サイト  詳細を見る  詳細を見る 詳細を見る

※ 代行手数料が年率0.4%(税込)以上の銘柄はカードのランクに関係なく一律1%還元

 

ご覧のように、コンビニなどでクレカ決済をするときの基本ポイント還元率はどのカードでも1%で共通です。

 

しかし、楽天証券でクレカ積立をするときのポイント還元率は、一般カードの場合は0.5%、ゴールドカードの場合は0.75%、プレミアムカードの場合は1%となっています。

 

ただし、ゴールドカードは年会費が2,200円(税込)、プレミアムカードは年会費が11,000円(税込)かかるので、クレカ積立で少しでも多くのポイントを獲得するためだけに年会費がかかるカードを作るのはやめましょう。

 

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5. 楽天証券で「楽天キャッシュ決済」を新規に設定するやり方

楽天証券で「楽天キャッシュ決済」を新規に設定するやり方
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

本章では、楽天証券の新NISA(つみたて投資枠)で月10万円を楽天カードで積立設定している状態から、成長投資枠でさらに5万円を楽天キャッシュで積立設定する方法を実際のスマホ画面で紹介します。

 

設定するのは、月間の平均保有残高に応じてポイントが付与される「投信残高ポイントプログラム」の対象銘柄にもなっている、楽天・プラスシリーズの「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・プラス・オルカン)」です。

 

人気の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」と同じ指数に連動するように設計されているので、全世界株式で運用するなら楽天・プラス・オルカンもおすすめです。

 

なお、筆者は楽天証券の新NISAで楽天・プラス・オルカンを「つみたて投資枠で月10万円+成長投資枠で月5万円」の合計15万円を積立設定していましたが、2024年11月積立分から成長投資枠は「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」(愛称:楽天SCHD)に変更しています。

筆者の新NISAの積立設定状況
 
筆者の新NISAの積立設定状況
 

楽天キャッシュで積立設定する大まかな流れは、次の7ステップです。PCでも流れはほとんど同じなので、参考にしてください。

 

 

順番に解説します。

STEP1:「銘柄・ファンドを探す」から「投資信託を探す」をタップ

楽天証券にログインしたら、少し下にスクロールします。そして、「銘柄・ファンド」メニューの「投資信託を探す」をタップします。

 

投資信託を探す

 

■ワンポイントアドバイス

左下の「NISAで探す」を選ぶとNISAで購入できる銘柄だけが表示され、このあとの画面で口座区分を「NISA」にする必要がなくなります。

しかし、ここではNISA以外の口座(特定口座もしくは一般口座)で購入するときでもわかるように、あえて「投資信託を探す」を選びます。

 

STEP2:積立設定する銘柄を探す

積立設定する銘柄を探す方法はいくつかありますが、ここではファンド名の一部を入力する「投信スーパーサーチ」という方法を紹介します。

 

設定する銘柄は「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」なので、検索窓に「楽天」と入力します。

 

ファンドを探す

 

すると、ファンド名に「楽天」が入っているファンドの一覧が表示されるので、「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」を探してタップしてください。

 

楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド

 

STEP3:「積立設定」から設定内容を入力する

ファンドの詳細が表示されたら、右下の「積立設定」をタップします。

 

積立設定

 

ここから、積立設定の内容を入力していきます。

 

① 口座区分は「成長投資枠」

「どの口座区分で積立設定しますか?」と表示されたら、ここでは「NISA成長投資枠」をタップします。

 

NISA成長投資枠

 

ここからは、NISA成長投資枠専用の画面になります。NISAつみたて投資枠の場合は順番が少し異なります。

 

楽天キャッシュを利用してつみたて投資枠で積立設定する場合は、『楽天証券でクレカ積立…「楽天カードクレジット決済」による投信積立のメリットや設定方法、ポイント還元率を解説』を参考にしてください。楽天カード決済による積立設定方法を紹介していますが、引落方法を「楽天キャッシュ」に変えるだけでOKです。

 

②「引落方法」は「楽天キャッシュ」を選択

引落方法は、ここでは「楽天キャッシュ(電子マネー)」を選択します。

 

引落方法

 

③「積立指定日」を入力

すると、積立指定日を選ぶ画面が出てくるので、楽天キャッシュの場合は毎月1日~28日のなかから、給料日の翌日など好きな買付日を選んでください(ここでは「1日」を選択)。

 

積立指定日

 

入力したら、「次へ」をタップします。

 

④「ポイント利用」を設定

ポイント利用コースは「楽天ポイントコース」「楽天証券ポイントコース」の2種類があり、標準では「楽天証券ポイントコース」に設定されています。特別な理由がない限り、「設定」から通常の楽天ポイントが貯まったり使えたりする「楽天ポイントコース」に変更しておきましょう。

 

楽天ポイントコース

 

また、ポイントを利用して投資する場合も、「設定」から「ポイント利用設定」を「利用する」にして、使うポイント数を入力します(ここでは「毎月1ポイント」)。

 

ポイント利用設定

 

ポイント設定がすべて完了したら、「設定する」をタップします。

 

STEP4:積立金額と分配金コースを設定する

積立金額は、楽天キャッシュ決済の場合は100円~50,000円の範囲内で入力します(ここでは「50,000円」)。

 

また、分配金コースは「再投資型」「受取型」のどちらかを選びます。ちなみに「分配金」とは、投資信託の運用によって得られた収益を投資家に分配するお金のことで、株式でいう「配当金」のようなものです。

 

分配金コースは、特別な理由がない限り、自動で再投資してくれる「再投資型」を選びましょう。

 

積立金額の設定

 

ただし、今回設定する「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」を含む資産形成に有利とされているインデックスファンドの多くは、もともと分配金を自動で再投資に回す仕組みのファンドです。そのため、「受取型」を選んでも分配金は受け取ることができません。

 

「再投資型」になっていることを確認したら、「次へ」をタップします。

 

STEP5:口座選択を確認する

口座選択の画面が出てきたら、「NISA成長投資枠」になっていることを確認して「次へ」をタップします。

 

口座選択

 

STEP6:目論見書を確認する

目論見書(投資信託の説明書のようなもの)と補完書面が表示されたら、タップして目を通してください。

 

目論見書の確認

 

「閲覧済」になったら、「同意して次へ」をタップします。

 

なお、ここで「楽天キャッシュ残高キープチャージ」の設定ページが表示されます。これは、楽天キャッシュの残高が設定金額を下回ると、残高不足を防ぐために自動で不足金額をチャージしてくれる機能です。必要に応じて設定してください。

 

STEP7:注文内容を確認後、取引暗証番号を入力して「設定する」をタップ

設定した注文内容が表示されたら、入力した設定内容を上から下まで必ず確認しましょう。

 

注文内容の確認

 

間違いがなければ取引暗証番号を入力し、「注文する」をタップします。

 

注文する

 

次の画像のように、「積立注文を受け付けました」と表示されたら完了です。積立設定を確認する場合は、「積立設定一覧へ」をタップします。

 

積立注文を受け付けました

 

なお、楽天キャッシュは毎月12日までに積立設定をすると翌月から注文が執行されるので、なるべく早く始めたい人は12日までに設定しましょう。

 

\NISAの銘柄数はトップクラス/

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6.「楽天キャッシュ」に関するキャンペーン

楽天キャッシュに関するキャンペーン
(引用:楽天キャッシュ)

 

楽天証券の主催ではありませんが、楽天グループでは毎月、楽天キャッシュに関するキャンペーンを実施しています。

 

■キャンペーンの概要

実施期間

2024年12月2日(月)~2025年1月7日(火)9時59分

概要

楽天ペイから楽天キャッシュに指定された方法で
1,000円以上チャージすると、100ポイントがもらえる

達成までの流れ

※1.と2.の順番
は問わず

1. エントリーする

2. 楽天ペイから楽天キャッシュに指定されたチャージ方法で1,000円以上チャージ 

3. 100ポイント獲得

補足
(注意点)

・エントリー要す

・楽天キャッシュを利用したことがある人は対象外

・付与されるポイントは「期間限定ポイント」

 

このキャンペーンは、楽天キャッシュを初めて利用する方向けの内容です。

 

内容は、楽天ペイアプリを利用して、次の3つのチャージ方法のなかから1つを選んで1,000円以上を楽天キャッシュにチャージすると、楽天ポイントが100P付与されるというもの。

 

  1. 楽天カード
  2. 銀行口座
  3. セブン/ローソン銀行ATM

 

キャッシュレス決済に対応している店舗が増えているなか、まだ利用したことがない方は、この機会にぜひお試しください。

 

 

\取引画面が見やすいと評判

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7.「楽天キャッシュ」にチャージするときにもポイントを獲得するヒント

楽天ギフトカード
(引用:楽天キャッシュ)

 

1.楽天キャッシュとは」でお伝えしたように、楽天キャッシュにチャージする方法の1つに「楽天ギフトカード」を使った方法があります。

 

楽天ギフトカードとは、コンビニなどで購入できるプリペイドカードのことで、「Amazonギフトカードの楽天版」と考えるとわかりやすいです。

 

コンビニで売られている楽天ギフトカード
■コンビニで売られている「楽天ギフトカード」

 

通常、楽天カードなどから楽天キャッシュにチャージするときにはポイントは還元されませんが、コンビニなどで楽天ギフトカードを買うときに工夫をすれば、ポイントを付けることができます。

 

たとえば、あるクレジットカードからファミペイにチャージするときにポイントを獲得し、チャージしたファミペイを使ってファミリーマートで楽天ギフトカードを買えば、楽天キャッシュにチャージするタイミングでもポイントを獲得することができます。

 

楽天キャッシュを利用して楽天証券で投信積立をするときには積立額の0.5%が還元されるので、“トータルの実質的なポイント還元率”をアップさせることができます。

 

ただし、楽天キャッシュにチャージするときに獲得できるポイントは楽天ポイントではない点にご注意ください。

 

このような(実質的な)還元率アップの方法は他にもあり、YouTubeやSNSで公開されているので、ゲームを攻略するような感覚で少しでもポイント還元率を高くしたい人は情報収集をしてみてください。

 

8. よくある質問

Q&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

最後に、楽天証券における楽天キャッシュ決済に関するよくある質問に5つ回答します。

Q1. 楽天キャッシュ決済のデメリットを教えてください。

楽天キャッシュ決済のデメリットを強いてあげるとすれば、楽天キャッシュにチャージするときに「楽天ポイント」を貯める手段が楽天カードのみである点です。

 

ただし、2024年6月3日よりポイント付与のタイミングが「楽天キャッシュ利用時」に変更され、楽天証券では投資信託の積立買付時にポイントが付くようになりました。つまり、楽天キャッシュへのチャージの方法に関係なく0.5%のポイントが還元されるようになったので、このデメリットは解消されました。

 

Q2. 楽天証券で楽天キャッシュを利用して投信積立をする場合、いつまでに設定する必要がありますか?

毎月12日までに積立設定をすると、翌月から積立買付が実行されます。

 

Q3. 楽天証券で楽天キャッシュによる投信積立をする場合、引き落とし日はいつですか?

毎月12日までに積立設定をすると、13日~15日に翌月の積立資金が楽天キャッシュ残高から引き落とされます。

 

Q4. 楽天証券で楽天キャッシュによる投信積立をやめる方法を教えてください。

楽天証券にログイン後、「投資信託」>積立設定照会・変更・解除の「積立設定一覧」>解除したいファンド名の「解除」の順に進んで手続きをしてください。

 

Q5. 楽天証券での楽天キャッシュによる投信積立は「SPU」の対象ですか?

SPU(スーパーポイントアッププログラム)」は、対象となる楽天グループのサービスを利用すると、楽天市場での買い物の還元率がアップする仕組みのことです。楽天カード決済と同様、楽天キャッシュによる投信積立もSPUの達成条件の対象となっています。

 

9. まとめ

楽天証券のエントランス

 

この記事では、楽天証券で楽天キャッシュを使って投資信託の積立設定をする方法を中心に解説しました。

 

楽天キャッシュは、楽天証券だけに限らず、楽天ペイを通じてQRコード決済をすることによって威力を発揮します。

 

楽天経済圏を利用している人はもちろん、「ポイ活」を検討している人は、楽天証券における新たな決済手段に楽天キャッシュを加えて、お得に資産形成に取り組みましょう。

 

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