楽天証券の総合口座を保有していると、日本経済新聞社が提供するビジネスデータベースサービス「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で利用できます。楽天ユーザーで証券会社出身のSGO編集者が、スマホアプリとPCで利用する方法を実際の画面を使って初心者にもわかりやすく解説します。
楽天証券で「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で利用する方法【情報収集におすすめ】

『資産形成ゴールドオンライン』は複数の企業と提携して情報を提供しており、当サイトを経由して申込みがあった場合、各企業から報酬が発生することがあります。しかし、提携の有無などが本ページ内のサービスの評価や掲載順位に関して影響を及ぼすことはありません(提携会社一覧)。

投資をするにあたり、情報収集は欠かせません。しかし、世の中には情報が溢れていて、どれを見たらいいのか迷っている人も多いはずです。

 

そこで本記事では、

 

「信用できる媒体で情報収集をしたい」

「なるべくお金をかけずに情報収集をしたい」

「証券会社のツールで情報収集をしたい」

 

と思っている人のために、楽天証券の総合口座を持っていると誰でも利用できる「日経テレコン(楽天証券版)」の使い方を、スマホとPCに分けて紹介します。

 

最後まで読んで「日経テレコン(楽天証券版)」を使いこなせるようになると、経済に関する知識が増え、投資するうえでのヒントにも役立ちます。

 

日経テレコン(楽天証券版)は、日本経済新聞社が提供するビジネスデータベースサービス日経テレコンの機能を絞って楽天証券が提供しているもので、証券総合口座を持っていると無料で利用できます。

 

証券総合口座の数が1,000万を突破(2023年12月時点)

楽天証券で無料口座開設

 

1.「日経テレコン(楽天証券版)」を利用する方法【スマホ編】

iSPEEDなら楽天証券の口座開設で日経の記事が閲覧できます
(引用:楽天証券

 

日経テレコン(楽天証券版)をスマホで利用するには、楽天証券のスマホ株アプリ「iSPEED(アイスピード)」が必要です。

 

スマホから楽天証券の「ウェブサイト」に接続して使うことはできないので、楽天証券で投資を検討している方は、口座開設をしたら以下よりアプリをインストールしておくことをおすすめします(“株式投資のバイブル”とも言われる『会社四季報』の情報も見ることができます)。

 

 

 

実際のスマホ画面で説明します。

STEP1:ログイン後、下のメニューをタップ

スマホアプリを起動したら、ログインIDとパスワードを入力してログインしましょう。その際、右側の「保存」を右側にスライドしておくと、次回から入力せずに済みます。

 

iSPPEDにログイン

 

ログインしたら、右下のメニューをタップします。すると、次のような画面になります。

 

メニュー

 

STEP2:「マーケット」のメニューにある「日経テレコン」をタップ

下にスクロールすると、「マーケット」のメニューがあります。そのなかの「日経テレコン」をタップします。

 

日経テレコン

 

ブラウザを起動すると「利用許諾条項」が表示されるので、一読して「同意する」をタップしてください。

 

同意する

 

STEP3:画面右上のメニュー>「きょうの新聞」の順にタップ

日経テレコンが表示されたら、画面右上のメニューをタップして「きょうの新聞」を選びます。

 

きょうの新聞

 

STEP4:媒体名の右側の「変更」をタップして、読みたい新聞を選ぶ

媒体名の右側の「変更」をタップして、読みたい新聞を選択しましょう。

 

日経新聞朝刊

 

ここでは、「日本経済新聞朝刊」を選びます。

 

日経新聞朝刊

 

STEP5:読みたい記事の見出しをタップ

スクロールして読みたい記事を探して見出しをタップすると、本文が読めます。

 

日経新聞朝刊

 

きょうの新聞

 

なお、新聞と同じレイアウトで読みたい場合は、記事の最後にあるPDFファイルをタップします。

 

PDFの位置

 

PDFをダウンロードすると、次のように該当記事が表示されます。

 

新聞の記事

 

そして、指でピンチアウトすると、拡大して読むことができます。

 

取引画面が見やすいと初心者にも評判

楽天証券で無料口座開設

 

関連記事

 

2. 「日経テレコン(楽天証券版)」を利用する方法【PC編】

パソコンを操作している女性
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

「日経テレコン(楽天証券版)」をPCで利用するには、楽天証券のPC専用の取引ツール「マーケットスピードⅡ」(もしくは初期の「マーケットスピード」)が必要です。楽天証券の公式サイト「これからご利用のお客様」を参考にして「マーケットスピードⅡ」を利用申請し、インストールしましょう。

 

 

実際のPC画面で説明します。

STEP1:ログイン後、「ニュース」>「日経テレコン21」の順にクリック

「マーケットスピードⅡ」を起動したら、ログインIDとパスワードを入力してログインしましょう。その際、右側の「ログインID保存」にチェックを入れておくと、次回からログインIDは入力せずに済みます。

 

マーケットスピードⅡにログイン

 

ログインしたら、「ニュース」>「日経テレコン21」の順にクリックします。すると、「日経テレコン21」のアイコンが表示されるので、これをクリックします。

 

日経テレコン21

 

「利用許諾条項」が表示されるので、一読して「同意する」をクリックしてください。

 

同意する

 

STEP2:「きょうの新聞」の「媒体」から読みたい新聞をクリック

日経テレコンが表示されたら、画面上のメニューから「きょうの新聞」をクリックします。

 

そして、左側のメニューから日付を選択し、見たい媒体をクリックしましょう。ここでは、5/29の「日本経済新聞朝刊」を選びます。

 

きょうの新聞

 

STEP3:読みたい記事の見出しをクリック

スクロールして読みたい記事を探して見出しをクリックすると、本文が読めます。

 

日経新聞朝刊

 

新聞と同じレイアウトで読みたい場合は、「PDF」をクリックします。

 

PDFの位置

 

スマホよりPCのほうが画面が大きいので、PDFで読むなら「マーケットスピードⅡ」のほうがおすすめです。

 

NISAの口座数No.1(2023年6月末時点)

楽天証券で無料口座開設

 

関連記事

 

3. よくある質問

Q&A
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

「日経テレコン(楽天証券版)」を利用するときによくある質問に5つ回答します。疑問は解消しておきましょう。

Q1.「日経テレコン(楽天証券版)」を利用する条件は?

楽天証券の総合口座を持っていることが条件で、取引をしなくても「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で利用できます。

 

Q2.「日経テレコン(楽天証券版)」を利用するデメリットは?

「日経テレコン(楽天証券版)」は有料の「日経テレコン」と比べて機能が大幅に絞り込まれており、たとえば、閲覧できる記事は直近3日分などの制約があります。

 

また、紙面の場合は掲載位置や文字の大きさによって記事の重要度を把握できますが、「日経テレコン」の場合は通常のネット記事と同じような構成になっています。そのため、普段から新聞を読み慣れている方には違和感があるかもしれません。

 

Q3.「日経テレコン(楽天証券版)」は「iPad」でも利用できますか?

楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」には、「iSPEED for iPhone」「iSPEED for Android」のほかに「iSPEED for iPad」などの種類があります。

 

しかし、「iSPEED for iPad」では「日経テレコン(楽天証券版)」は利用できません。iPadで利用する場合は、iPadに「iSPEED for iPhone」をインストールしてください。

 

Q4.「日経テレコン(楽天証券版)」をショートカットで利用できますか?

スマホのホーム画面やPCのデスクトップにショートカットを作成して、ワンタッチで「日経テレコン(楽天証券版)」を利用することはできません。

 

Q5. SBI証券でも「日経テレコン」は利用できますか?

現在、証券会社で「日経テレコン」のサービスを提供しているのは楽天証券だけで、SBI証券では利用できません。

 

ちなみに、以前は丸三証券と大和証券でも利用できましたが、現在はサービス提供を終了しています。

 

4. まとめ

日経新聞のイメージ図
(※写真はイメージです/PIXTA)

 

本記事では、日本経済新聞社が提供するビジネスデータベースサービス「日経テレコン」の“楽天証券版”の利用方法をお伝えしました。

 

『貯蓄から投資へ』の流れのなか、自分で資産形成をして将来に備えることがますます重要になってきています。情報収集をして経済について勉強することはその第一歩になり、「日経テレコン(楽天証券版)」は手段の一つとしておすすめです。

 

楽天証券は、2023年12月期の決算説明会資料によると、新規口座開設者のうち30代以下の割合は58.1%、初心者の割合は79.2%となっており、これからお金を増やしたいと考えている若年層に特に人気のネット証券です。

楽天証券の新規口座開設者の属性
 
新規口座開設者の属性
(楽天証券の2023年12月期の決算説明会資料より)
 

口座開設は無料なので、楽天証券を活用して資産形成に取り組みましょう。

 

新NISA口座にもおすすめ

楽天証券で無料口座開設

 

関連記事

 

【注目記事】 
楽天証券のエントランス写真

 

口座数が国内証券会社(単体)ではトップとなる1,000万を突破し、20代や30代の若年層を中心に開設者が続出している楽天証券。SGO編集部は同社の社員に取材をして、人気の秘訣を伺いました。
 

2023年6月買付分より投資信託のクレカ積立のポイント還元率を引き上げた背景、「投信保有ポイント」復活の可能性についても触れているので、『【楽天証券社員インタビュー】投資のハードルを下げる数々の「業界のスタンダード」を作ってきた楽天証券が目指す姿とは?』からご確認ください。