住みやすいマンションへ、一戸建てから移り住む高齢者
最近の傾向として、今まで一戸建住戸に住んでいたが、住み替えで新たな住宅を購入する際は、一戸建てよりもマンションを選ぶシニア層が増えています。
理由としては、高齢になると一戸建よりマンションが住みやすいからだと最近戸建から住み替えた管理組合員の方に伺ったことがあります。
マンションは気密性が高いのでエアコンが効いて冬は暖かく、夏は涼しいので一年中快適な生活ができることや、カギ1本で外出ができることがあげられます。
オートロック・防犯カメラがあるので防犯性が高く高齢者にとってセキュリティの高いマンションは魅力的です。
共用施設が充実したマンションでは、ゲストルームに友人や子供や孫を招き、フィットネスルーム、コミュニティルーム等では色々な趣味の合った居住者や友人と手軽に楽しめることもできるからです。
高齢になると、2階建て、3階建ての戸建は、階段を上り下りするのでどうしても足やひざに負担がかかるために、室内に階段のないマンションの方が住みやすい、そのような理由でもマンションは高齢者に人気になったといわれています。
このほか、雪国に住む人の場合、「冬の雪かきや雪下ろしの手間がかからない」という理由や、「台風に強いし、台風一過の後始末が楽」という理由もあります。