本記事では、株式会社町田工務店の代表取締役社長で、資産20億円大家の町田泰次の書籍『年収400万円でも大家になれる 工務店社長が教える5つの流儀』より一部を抜粋・編集し、なかなか知ることができない「大家業」成功のための流儀を解説します。

「新築」と「中古」で異なる、道路との関係

道路の幅員と容積率の関係は前項目で説明した通りだが、アパートやマンションの中古物件購入時は、道幅4メートルの物件を購入することもあり得る。理由は、同じ土地で容積率が少ないと、おのずと使っていない土地が広いということがひとつ、もうひとつは容積率を目いっぱい使って建てた優良な物件と考えられるからだ。

 

土地が広い方が銀行の評価も高く、戸数が同じで利回りが一緒であれば幅員4メートルの土地は、工務店の立場では逆転の発想で「買い」ということになる。土地を購入してアパートやマンションを建てるなら5メートル以上、中古のアパートやマンションなら幅員4メートルでも購入を検討してみる価値がある。

マイナスな印象のある川や公園の近くが「買い」なワケ

河川や公園が隣接した土地は結構ある(図3)。澄んだ水が流れる川、小さな川、河川によっては、いわゆる「どぶ川」で臭そうなイメージを持つ人もいる。

 

公園は緑地帯がプラスしたものもあり、避難場所としても活用される。さらに公園であれば虫の発生であったり、子どもの声が気になるなど騒音の面で懸念を示す人もいるだろう。

 

一見マイナスイメージが付きまとう川や公園だが、投資マンションには最適で、私は大好きな土地だ。

 

ひとつは公園や河川があれば採光窓が取りやすいというのが理由。公園や河川に隣接していない土地に比べれば、影の影響を気にしなくて済むため敷地を目いっぱい使えるというメリットがある。

 

[図3]河川や公園が隣接した土地

 

また採光窓が取りやすいということは、間取りが取りやすいということ。風通しもいい。土地の価格も、川は臭いとかで住宅地としては嫌厭され、公園は子どもを遊ばせられるという利点があるが害虫や騒音などで同じようなことがいえる。たぶん安いはずだ。マンション用地にはもってこいの物件なのだ。

 

加えていえば周辺住民の苦情やクレームに悩まされることもない。北側に公園があれば尚いい物件といえる。同じ広さの土地でも公園や河川が近くにあれば部屋数を増やせる可能性がある。

 

2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>

 

注目のセミナー情報

​​【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』

 

【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!

次ページ「南向きアパート・マンション」の知られざるリスク

本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『年収400万円でも大家になれる 工務店社長が教える5つの流儀』より一部を抜粋したものです。最新の税制・法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

年収400万円でも大家さんになれる 工務店社長が教える5つの流儀

年収400万円でも大家さんになれる 工務店社長が教える5つの流儀

町田 泰次

幻冬舎メディアコンサルティング

資産形成の方法として特に不動産投資は安定性もあり人気だ。 だが、ハードルが高く手が出ない…。 特にサラリーマンなどは、失敗もできないため二の足を踏む人も多いだろう。 本作はそんな、サラリーマンにこそ知って欲し…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録