ウィズ・コロナの時代、一層厳しくなる老後を生き抜くには、資産形成による周到な準備が必要です。検討すべき手法に「ライフサイクル投資」がありますが、この実現には「ゴール・セッティング」だけでなく「リスクの定義」を知ることが重要です。これに気づけないと、資産形成は危ういものになりかねません。資産運用会社のアライアンス・バーンスタイン株式会社で運用戦略を行う後藤順一郎氏が解説します。

インデックスファンドより高いリターンを狙う!
「アクティブファンド特集」を見る

「市場変動リスク」を考えるだけでは不十分

次にリスクについて考えてみます。もちろん資産運用をする以上、市場変動リスクは管理対象となりますが、退職後資金の形成が目的となっている今、市場変動リスクだけでは不十分です。

 

たとえば現役時代に十分な資産を形成できなければ、老後の生活に影響を及ぼします。このリスクを貯蓄不足リスクといい、現役時代にはリタイア時の貯蓄不足リスクをなるべく小さくしなければなりません。

 

またリタイア後に想定よりも長生きして、生きている途中でお金が底を尽くこともあるかもしれません。これを長生きリスクといい、リタイア後に管理しなければならない重要なリスクです。

 

さらにインフレ・リスクも管理する必要があります。なぜなら現役時代にはインフレが起きても給与で調整されるため気にする必要はありませんが、給与のないリタイア後はもろにインフレ・リスクにさらされるからです。

 

このように、ライフサイクル投資では、市場変動リスクに加えて、貯蓄不足リスク、長生きリスク、そしてインフレ・リスクを考えて運用方針を策定する必要があるのです。

 

富裕層だけが知っている資産防衛術のトレンドをお届け!
  >>ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部<<

 

アライアンス・バーンスタイン
後藤順一郎

 

ゴールドオンライン・エクスクルーシブ倶楽部が

主催する「資産家」のためのセミナー・イベント

 

【5月13日開催】

一級建築士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、相続専門税理士
4つの視点による「相続税土地評価」と相続対策の進め方

 

【5月14日開催】

日経平均株価60,000円超えからの挑戦!
スパークスが考える、魅力的な企業への「長期集中投資」

 

【5月16日開催】

「京都の町家」投資の魅力

 

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

 

※本記事は「ニッキン投信情報」に掲載されたコラムを転載・再編集したものです。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧