我が子により良い将来を、と考えるあまり、進路や就職先に口を出してしまう保護者は少なくありません。しかし、その行動が我が子の成長を阻んでしまうのです。今回は、なぜ子どもに自己決定させるべきなのか、見ていきましょう。

人生の岐路を自己決定してきた人ほど前向き志向に

調査のなかでは、「中学から高校への進学は誰が決めましたか?」「高校から大学への進学は誰が決めましたか?」「初めての就職先は自分で決めましたか?」という3つの質問によって、対象者が人生においてどの程度自己決定をしてきたか分析されています。

 

そして、上記のような人生の岐路を自分で決定してきた人ほど「前向き志向」であり「不安感が少ない」という結果が示されました。

 

どこの学校にいくか、どこに就職するか、ということは親からすれば非常に気になるポイントかもしれません。しかし、そこで子どもの前に立って行き先を決めていくことが、子どもの人生における幸福を奪うことになってしまうのです。

 

子どもは、自分で学びながら困難を乗り越えることができるすばらしい力を生まれつき持っています。

 

子どもが本当にやりたいと思えることを自分で選び、自らの道を切り拓くとき、その先にはとてつもない無限の可能性が光り輝いています。その可能性を後押しすることこそが、子供の能力を高めるだけでなく、幸福感にもつながっていくのです。

 

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大坪 信之

幻冬舎メディアコンサルティング

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