
突出した個性を持つ子どもは、学校教育の場で生きづらさを感じることが多く、現在の教育のあり方は、このような子どもたちから多くの才能を奪う可能性を秘めています。本記事では、個性を持った子どもの才能を潰す「平均点教育」の実情について解説していきます。
なぜ、今「児童発達支援事業」が求められているのか…
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発達障害の子どもの個性は、環境によって左右される
発達障害の個性が武器になるか、障害とされてしまうのかは、所属する社会環境に左右されます。
文字がない時代であれば、文字の読み書きが苦手という学習障害は「障害」になりえませんでした。また、すべての人が等しく算数を学ぶことが義務づけられている社会でなければ、計算ができないという特性を持っていたとしても、「障害」にはなりません。
あるいは、人類が狩猟生活をしていたころであれば、ADHDの人間は有能な狩人だったことでしょう。絶えず新たな獲物がいないか、あちこちに注意を向け、チャンスとなれば、危険を顧みずに先頭を切って飛び込んで行く。現代日本では、注意力散漫といわれたり、空気が読めないといわれたりする特性が、狩猟生活では重宝される才能だったわけです。
今の子どもたちが大人になるころ、社会環境はどのように変わっているでしょう。
おそらく、科学技術がさらに発達し、AIやロボットの開発が進んで、求められる人材も従来とは様変わりしているはずです。単純作業はどんどんロボットに取って代わられ、AIによって行われる仕事も大幅に増えていることでしょう。
そんな社会で人間に求められるのは、知識を組み合わせて新しいものを生み出すことです。自分の興味のあることにこだわってそれをとことん究められたり、時代の波に乗り遅れないようなスピード感をもって行動できたり。今まで「障害」とされてきたような発達障害の特性が、社会に必要とされる「才能」になり得る時代がやってくるのです。
これからの時代を生きる発達障害の子どもたちが、自分の特性を伸ばして武器にできるようにするためには、教育のあり方も変わっていかなければなりません。
すべての科目で「平均点クリア」をよしとする現代教育
その一方で、教育学者R・H・リーブス博士の著した「動物学校」という寓話があります。
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