入居者自身で食事をカスタマイズしては?
つまり、美味しい食事を期待するのであれば、それは給食業者うんぬんという会社の問題ではなく、明らかに作り手の個人的な問題であるということになります。そして、その作り手のほとんどは、その地域で暮らしている地元の人であり、求人募集に応募し調理員として採用された人ということになります。
給食事業の会社を変えたところで解決するような話ではないのです。心ある人が調理人として勤務しているかどうかの話なのです。
食事を美味しくするための対策とは
食事を美味しくするための対策、とくに自分の力で美味しくする対策は自分にとってのサイドメニューを用意するということになります。代表的なものとしては、梅干しとか海苔の佃煮などがそれです。中には、毎日毎日、漬物や沢庵、明太子などを用意している入居者もいました。
これらの多くは、職員に品物を渡し、指定した食事のとき、昼食時とか夕食時というような場合に食事と一緒に出してもらうことになります。給食事業者にリクエストして有料で出してもらうことも可能ですが、多くの場合、自分指定の銘柄や商品があるためデパートやスーパーなどで購入するのが一般的です。
今の時代、ネット環境が整備されているので、自分の好きなご当地グルメなどをネットで注文することも容易です。食事が不味いといって嘆く前に、自身で食事をカスタマイズしていくことも考えてみてはどうでしょうか。
小嶋 勝利
株式会社ASFON TRUST NETWORK 常務取締役
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