個性的な物件が、入居者の心をつかんで大人気に
●電動シャッターつきガレージが大好評!
物件の場所柄、片道複数車線の広い道路があり、車を所有している方、さらに車にこだわりを持っている方が、想像以上に多く住まわれているということが、調査で明らかになりました。こうした地域住民の特性を踏まえて企画した、電動シャッター付きインナーガレージというコンセプトは、大変な好評を博すことになりました。
近隣にはスーパーマーケットやホームセンター等も充実しており、ファミリー向けの地域だということもあり、2LDKという間取りも、需要にマッチしたものとなりました。
●内見者から「賃貸の概念が変わった」との声も
今回建築したのはメゾネット構造の賃貸住宅であり、他人と上下階を共有しないため、戸建感覚で入居いただくことができるようになっています。また、鉄筋コンクリート造だと柱が部屋に出ることが通常ですが、この物件はそれがなく、部屋を広く使うことができ、家具の配置の自由度も高くなっています。内見されたお客様から「賃貸の概念が変わった」との言葉も多く聞かれました。
ガレージハウスは、必然的に車を所持している方向けになります。車を所持しているのは家族がある方が多いため、2LDKという大きめのファミリー向けの間取りに。また、木造なので建築費用を抑えることができ、ほかの新築物件、築浅物件にくらべて家賃を抑えることができました。その結果、賃料の近い近隣の物件よりも綺麗で設備の充実した、競争力の高い物件の提供が実現しました。
当初の村山さんの相続税予想額は480万円でしたが、借り入れによる賃貸物件の建築という対策の結果、相続税予想額は0円となり、480万円の節税効果(相続税の納税が不要に)を得ることができました。
「いきなり自宅を相続することになり、売るべきなのか、住み続けるべきなのか、自分でも答えが見つけられずに困っていました。ですが、いろいろと打ち合わせを重ねるうちに、親から受け継いだ土地を手放したくない、という自分の気持ちに気づくことができました。しっかり自分の気持ちと向き合う機会がなかったら、不本意な結果になってしまったと思います」
「調査の結果、人気の高い賃貸物件が建設でき、満足しています。相続税の心配もなくなり、一安心です。これからも、親から受け継いだ土地をしっかり守っていきたいです」
※登場人物は仮名です。プライバシーに配慮し、実際の相談内容と変えている部分があります。
曽根 惠子
株式会社夢相続代表取締役
公認不動産コンサルティングマスター
相続対策専門士
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】