「かぼちゃの馬車」事件で不動産投資ブーム、終結。ウィステリア・グループ株式会社の代表である藤本好二氏は、書籍『不動産投資業者のリアル』(幻冬舎MC)にて、新築1R業者・客付仲介会社・管理会社・買取販売会社をはじめ、ブームの陰で暗躍していた「極悪な業者」の実態を大暴露している。

成績悪いと罰金も…「それでも耐えられる」驚きの理由

なかには、ガムテープで電話の子機を手に固定し、ランチを買いに行くときすらそれを外すことが許されず、そのまま買いに出かけるという会社もありました。マンションを売ればインセンティブがつきますが、罰金もひどく、例えば一人が遅刻したら部内の社員全員に昼食代を払うなど、常識はずれのルールがいくつもあります。

 

なぜそうした環境に耐えられるのかといえば、成績を上げれば一般では考えられないほどの給料がもらえるからです。20代で1000万円、1500万円を稼ぐ人もざらにいます。

 

こんなブラック企業では、体力と気力のある若い人しか働けません。若い世代の気を引こうと、1R業者は都心の一等地におしゃれな事務所を構える傾向があり、それが社員のモチベーション維持に一役買っています。私の感覚だと、池袋や西新宿、渋谷の神泉周辺あたりにある1R業者には、悪徳がずいぶん紛(まぎ)れているように感じます。

 

社風は「下剋上」で、自らのポジションを守れるのは少数しかいません。隔離された環境で働き続けるので、上司の影響を強く受け、若手社員も派手なチンピラのような恰好をしがちです。時計はロレックス、車はベンツが定番です。悪徳業者においては、その社員の質も当然悪く、ギャンブル狂や借金癖のある人などがたくさんいます。

 

こうした人々が、本当にいい物件を紹介してくれるはずはありません。とにかく利益が上がればそれでいい、すべては金が目的だというスタンスであり、物件を買った投資家がその後どうなろうと、知ったことではないのです。

 

 

※本記事は書籍『不動産投資業者のリアル』を抜粋したものです。

 

 

藤本 好二

ウィステリア・グループ株式会社

会長兼代表取締役社長

 

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不動産投資業者のリアル

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藤本 好二

幻冬舎メディアコンサルティング

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