中小企業の採用活動・・・「従来型」では成果を得られない理由

前回は、中小企業の採用活動における「イメージ戦略」の重要性を取り上げました。今回は、中小企業が「従来型の採用活動」では成果を得られない理由を見ていきます。

イベント開催や内定者フォローによる成果は「短期的」

今、多くの企業が人材問題に頭を悩ませています。

 

特に中小企業を中心に人手不足が顕著です。その原因の最たるものは、従来型の採用活動では、これまでのような成果が得られないことにあります。

 

では、問題の根本には何があるのでしょうか。やはり、単発の施策中心の採用活動が挙げられます。さまざまな企業が採用に関するセミナーや勉強会を開催していますが、そのいずれにおいても、語られているのは手法についてのみです。

 

例えば、人を集めるための採用媒体の活用方法やイベント開催、離脱を防ぐ内定者フォローなど、どれも手法が中心です。そのような手法を繰り返していれば、短期的な成果しか得ることができません。結局、常に新しい手法を追い求めることになってしまうのです。

企業理念とのマッチングこそ「採用」を成功させる鍵

しかし、採用の本来的な意義について考えてみると、応募者と企業を深い部分で正しくマッチングすることが大切であるはずです。つまりは理念への共感です。理念やビジョンに共感し、深い部分でマッチングすることが、お互いの幸せにつながると考えられます。

 

単に数多くの人材を採用できればそれでいいというわけではないのです。その部分を誤解してしまうと、新しい手法に頼るだけの短絡的な発想に陥ってしまいます。そうなると、企業も応募者も報われません。

 

ここ数年でよく聞かれるようになった「ダイレクト・リクルーティング」や「リファラル採用」などについても、その効果は別にして、施策の1つでしかありません。自社の採用コンセプトに沿って、活用すべきものであるはずなのです。

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    ブランディング・ディレクター
    クリエイティブ・ディレクター

    早稲田大学商学部卒業後、山梨日日新聞社・山梨放送グループに入社。広告代理店にてCMプランナー/コピーライターとして活躍した後、株式会社パラドックスへ入社。株式会社リクルート(現・株式会社リクルートホールディングス)と協業し、企業のブランド構築および採用活動への知見を深める。2015年、ブランディングを企業経営のインフラにしたいとの思いから、むすび株式会社を設立。「採用ブランディング」という新たな手法を提唱し、母集団の質改善、内定辞退率の低下など、数多くの企業の採用成績向上に貢献している。採用領域を含めたブランディングに関するメディア『BRAND THINKING』を運営。早稲田大学ビジネススクール修了、経営管理修士(MBA)。FCC賞(福岡コピーライターズクラブ賞)、日本B to B広告賞 金賞/銀賞/銅賞、山梨広告賞 協会賞/優秀賞/
    優良賞を受賞。

    著者紹介

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    深澤 了

    幻冬舎メディアコンサルティング

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