
ヨーロッパ経済に関するニュースは悲観的なものが多く報道されていますが、実際にはこの10年、EUの加盟国やユーロの参加国は増え続け、EUの協力体制は単なる貿易の自由化をはるかに越えて進んでいます。本連載は、東洋大学経済学部国際経済学科教授・川野祐司氏の著書、『ヨーロッパ経済とユーロ』(文眞堂)から内容を一部抜粋し、EUの経済にまつわる取り組みからヨーロッパ各国の金融政策デザイン、マイナス金利政策などについて解説します。
- 【第1回】 GDPに応じて決まる加盟国分担金…「EU予算」の概要 2017/05/19
- 【第2回】 EUによる経済成長の長期戦略…「欧州2020」の概要 2017/05/26
- 【第3回】 統合された経済圏の構築へ…EU「経済通貨同盟」の現状 2017/06/02
- 【第4回】 独政府が提唱するハイテク戦略…「インダストリー4.0」とは? 2017/06/09
- 【第5回】 農業の研究開発とイノベーションが進む…オランダ経済の概況 2017/06/16
- 【第6回】 豊富な天然資源が支える経済発展…北欧諸国の概況 2017/06/23
- 【第7回】 観光を主要産業とする地中海の小国…キプロス、マルタの概況 2017/06/30
- 【第8回】 多数の世界的企業を擁するヨーロッパの中立国…スイスの概況 2017/07/07
- 【第9回】 中所得国の罠から抜け出せるか? 東欧諸国の経済の概況 2017/07/14
- 【第10回】 ユーロ地域で普及し始めた「小額硬貨のラウンディング」とは? 2017/07/21
- 【第11回】 中央銀行が活用する「金融政策デザイン」とは何か? 2017/07/28
- 【第12回】 ユーロシステムによる「病的緩和」が金融市場に及ぼす影響 2017/08/04
- 【第13回】 東欧諸国のユーロ参加で見込まれる「ユーロの罠」とは? 2017/08/11
- 【最終回】 債券市場で、金融政策で…「マイナス金利」が発生する理由 2017/08/18
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