[連載]独裁者プーチンの野望…仮面の下に隠された素顔を佐藤優が暴く

ロシアについて論じるとき、常に理解しがたい他者の内在的論理をつかみ、表現する努力を行ってきたと佐藤優氏は言います。日本にとって脅威となるロシアの論理と思考を理解していくことがこれからも欠かせません。本連載は佐藤優氏の著書『プーチンの野望』(潮新書)から一部を抜粋し、再編集したものです。

本連載の著者紹介

作家・元外務省主任分析官・同志社大学神学部客員教授(学長特別顧問、東京担当)

1960年東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、専門職員として外務省に入省。
在イギリス大使館勤務、在ロシア大使館勤務を経て、外務省国際情報局で主任分析官として活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、09年6月に執行猶予付き有罪確定(13年6月に執行猶予期間が満了し、刑の言い渡しが効力を失った)。
著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞)、『池田大作研究 世界宗教への道を追う』、『対決!日本史 戦国から鎖国篇』など多数。20年12月、菊池寛賞(日本文学振興会主催)を受賞。同志社大学神学部客員教授も務める。

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