[連載]独裁者プーチンの野望…仮面の下に隠された素顔を佐藤優が暴く

ロシアについて論じるとき、常に理解しがたい他者の内在的論理をつかみ、表現する努力を行ってきたと佐藤優氏は言います。日本にとって脅威となるロシアの論理と思考を理解していくことがこれからも欠かせません。本連載は佐藤優氏の著書『プーチンの野望』(潮新書)から一部を抜粋し、再編集したものです。

本連載の著者紹介

作家・元外務省主任分析官・同志社大学神学部客員教授(学長特別顧問、東京担当)

1960年、東京都生まれ、同志社大学神学部卒、同志社大学大学院神学研究科修了(神学修士)。1985年に外務省入省。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、その後、モスクワの日本国大使館、東京の外務省国際情報局に勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、東京地検特捜部に逮捕、起訴され、無罪主張をし、争うも2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠』『自壊する帝国』『交渉術』などの作品がある。

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