2~3日で処分してくれる業者も
さらにスピードを重視するのであれば、Buyout Liquidators(バイアウト・リクイデーター)と呼ばれる買い取り業者を利用する方法もあります。こちらは、業者が家に来て、残された家具や家財などのバリューを判断します。
そして、買い取り価格に合意すれば、その場でチェック(小切手)などによる支払いを行い、短期間でアイテムを運び出します。場合によっては、2~3日程度で家の中を空にできることもあります。
もちろん、個別にオークションなどで販売する場合に比べると、買い取り価格は低くなる可能性があります。それでも、「家をできるだけ早く空にしたい」「遺品整理に時間をかけたくない」という人にとっては、便利な選択肢になります。
相続人が遠方に住んでいる場合や、家を売却する予定がある場合には、価格だけでなく「どれだけ早く処理できるか」も重要な判断材料になります。
eBayやFacebook Marketplaceも活用
もちろん、業者に依頼せず、自分で売却する方法もあります。米国では、eBay、Facebook Marketplace、Craigslistなどのオンライン・マーケットプレイスが利用されています。
こうしたサイトでは、家具や衣服、食器などの日用品だけでなく、ジュエリー、ウォッチ、コイン、プレシャス・メタル(貴金属)、ヴィンテージ・トイ、コミックなど、さまざまなアイテムが売買されています。なかには、南北戦争時代のソードなど、特定のコレクターにとって価値のあるアンティークが出てくることもあります。
売る側にとっては「古くて使わないモノ」にすぎなくても、コレクターにとっては、探していた貴重なアイテムかもしれません。そのため、相続した家財を処分するときには、すぐに廃棄するのではなく、バリューがありそうなアイテムを一度チェックしてみることも重要です。特にアート、ジュエリー、ウォッチ、コインなどは、専門家によるアプレイザルを受けることで、思わぬ価値が分かることもあります。
