3月~7月の沖縄の現状判断DI、他地域が景気判断の分岐点50割れの中、唯一景気判断の分岐点50超。一方で7月の沖縄の先行き判断DIは2ヵ月ぶり50割れ
地域別にみた7月の現状判断DIでは沖縄が56.6と6月の51.5から5.1ポイント上昇、25年4月以降16ヵ月連続で景気判断の分岐点50を上回りました。沖縄の現状判断DIは3月~7月で、地域別の他地域が景気判断の分岐点50割れの中でも、地域別で唯一の50超です。ちなみに沖縄の、その他飲食店[ファーストフード](総務部)は「観光客の増加と繁忙期の影響により、来客数と売上が増加している」とコメントしています。
先行き判断DIは沖縄も4月に47.8になり、21年9月以降55ヵ月連続だった50超が終了し全地域が50割れになりました。しかし、5月50.3、6月は52.2と2ヵ月連続50超になりましたが、7月は48.2と再び50割れになっています。沖縄の家電量販店(営業担当)は「おきなわ省エネ家電購入応援キャンペーン終了に伴い、エアコン需要は落ち着くとみている」とコメントしています。
分野・業種別の7月現状判断DI、百貨店と家電量販店が50超に
分野・業種別の現状判断DIでは、百貨店が7月は52.9と6月の50.5から2.4ポイント上昇し3ヵ月連続50超になりました。近畿の百貨店・マネージャーの「3ヵ月前と比べて、円安の進行や地域的な空港関連の要因もあり、インバウンド消費が前年比で65%増となっている。富裕層向けの売上も前年比で2ケタ増を維持しており、特選品や美術品、宝飾品など、財産としても価値のある商材が人気となっている。
一方で、中間層は暑さの影響もあり、遮熱や美白関連、クールミストなどの商材に加え、化粧品や婦人用品の動きが好調である。そのなかでサンダルだけは不調であり、スニーカーへのシフトがみられるが、全体的には様々な指標が良くなっている」というコメントがありました。
一方、家電量販店は7月は64.1と、6月の42.7から21.4ポイント上昇しました。なお、5月の69.2から6月は26.5ポイントも低下していました。エアコン販売が、2027年の新たな省エネ基準の関係で、駆け込み需要はあるものの、梅雨らしい天候の日が多くなり、一段落してしまった面があります。7月は梅雨明けで気温が上がった地域を中心に回復したようです。北関東の家電量販店・企画担当の「2027年のエアコンの新たな省エネ基準の開始を背景とした買換え需要の高まりに加え、梅雨明けや猛暑を迎えたことで、エアコンの売上が大きく伸長している。家電全体の販売数量や売上をけん引している」というコメントがありました。


