最新バスでも誤魔化せない「子連れ×猛暑」帰省の過酷
「最近の高速バスは、シートも広くて快適」という情報に期待して乗り込んだやよいさん一家。しかし、シートは広くても自由に行動はできません。おもちゃやお菓子、タブレットなどをしっかり準備して臨んだものの、息子は出発して1時間で退屈し始めました。
「うちの子、普段は比較的おとなしいんです。だから我慢できるかなと思っていたんですが、やっぱりつらかったみたいで。かわいそうなことをしてしまいました……」
サービスエリアでの休憩も、お盆の混雑によりトイレは大行列。ぐずる子どもを抱えながら猛暑の屋外で並ぶだけで疲弊。行きも軽い渋滞があり、通常5時間半程度のところ、7時間以上かけて到着。待っていたのは、休む間もない義実家での手伝いと義両親への気遣いでした。
しかし、本当の地獄は帰りの道中に待っていました。帰省ラッシュ、大渋滞に巻き込まれて、バスはなかなか進みません。
「おうち帰りたい! トイレ行く! もうバス降りる!」
必死に動画を見せたりお菓子を渡したりしてあやしていたやよいさん夫婦ですが、周囲の乗客からの視線に耐えながら背中をさすり続ける時間は修行そのものでした。
結局、10時間近くかかって東京に到着。新幹線であれば2時間ほどの距離です。バスを降りると、電車に乗る気力もなくタクシーに乗り込みました。
夫婦は「こんな思いをしてまで帰省するなんて馬鹿みたいね」「お前がバスにしようっていったんだろ!」と激しい言い争いに。浮かせたお金の代償は、ボロボロになった心身と険悪な夫婦関係でした。
