「お盆に会えるのが、今から楽しみです」…孫溺愛・浮き立つ義母を裏切れなかった37歳夫婦。〈世帯年収770万円〉が選んだ“高速バス帰省”の悲惨な結末

「お盆に会えるのが、今から楽しみです」…孫溺愛・浮き立つ義母を裏切れなかった37歳夫婦。〈世帯年収770万円〉が選んだ“高速バス帰省”の悲惨な結末
(※写真はイメージです/PIXTA)

物価高に加え、子どもの教育費、住宅費……。子育て世帯にとって「年間数万円の出費」も決して小さくありません。そんななか、頭を悩ませる家庭が多いのが、盆や正月の帰省費用です。都内在住のやよいさん一家も、約8万円の費用に頭を悩ませていました。悩んだ結果、去年の夏に選んだのは新幹線ではなく「高速バス」。費用は約半額になりましたが、その道中は想像以上に過酷なものだったようで――。

少しでも節約したい…家計を守る妻の提案

都内在住の37歳会社員・やよいさん(時短勤務・年収250万円)と夫(正社員・年収520万円)、そして5歳になる息子の3人家族。子育て費用や物価高の影響で、家計のやりくりに頭を悩ませる日々が続いていました。

 

毎年のお盆といえば、夫の実家である宮城への帰省が恒例行事。これまでは年2回、新幹線で帰省していました。1回あたり交通費と現地での出費を合わせると約8万円。年間では15万円以上になります。

 

「子どもの教育費もこれからかかる。住宅ローンもある。帰省だけで年間15万円は正直大きい……」

 

しかし、孫を溺愛している義母からは「お盆に会えるのを、今から首を長~くして待っています」というLINE。そこで、やよいさんは、去年の夏、こんな決断をしました。

 

「ねぇ、今回は高速バスで帰ろう。それなら家族全員で往復3万円もかからないから。お正月もそうできれば、かなりの節約になるよ。それとも思い切って帰省をやめるか。どうする?」

 

正直にいえば、子連れでの高速バス利用に不安はありました。内心「やめる」と言ってくれるのを期待していましたが――。

 

「母さんも父さんも、楽しみにしてるからなぁ。一度試してみようか、バスで帰ろう」

 

この選択が大惨事になるとは、知る由もありませんでした。

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