6月30日~7月6日の「FX投資戦略」ポイント
<ポイント>
・米金利上昇などを手がかりに、6月の米ドル/円は2024年7月の高値まで肉薄。円安阻止姿勢巡る市場と当局の腹の探り合いが続くなか、6月の米ドル/円値幅はわずか3円未満に。
・投機筋の米ドル買い・円売り“行き過ぎ”懸念強まるなど、2024年に円高への急反転が起こった局面との類似点も。
・当局の円安阻止姿勢が変わらないようであれば、7月は円高への反転に注目。米ドル/円の予想レンジは「150~162円」(第1週予想は文末を参照のこと)。
2024年7月の「歴史的円安」寸前まで上昇した6月
6月の米ドル/円はジリジリと上昇しました。ゴールデンウィーク中に日本の通貨当局が円安阻止介入に動いた水準を超えるとその後も上値を伸ばし、2024年7月の高値である161.9円更新寸前まで迫りました(図表1、2参照)。
もっとも、こうした円安進行にもかかわらず、現時点では追加の米ドル売り・円買い介入は行われていないとみられます。
一方で、2024年7月の高値に肉薄する米ドル高・円安が続くなか、片山財務大臣とベッセント財務長官がオンライン会談を行ったと報じられるなど、市場と当局の腹の探り合いのような状況が続いたことから、6月の米ドル/円の値幅は3円未満と小幅にとどまっています。



