終の棲家は「築45年の市営団地」にしました…年金月13万円・60代夫婦がタワマン売却。“煌めく夜景”を捨てて手に入れた「安らぎの日常」

終の棲家は「築45年の市営団地」にしました…年金月13万円・60代夫婦がタワマン売却。“煌めく夜景”を捨てて手に入れた「安らぎの日常」
(※写真はイメージです/PIXTA)

タワマンは成功者の証――そんなイメージを持つ人も少なくないでしょう。高層階から見える景色、洗練された共用施設、そして“成功者”としての誇らしさ。しかし、その住まいが老後には重荷へと変わることもあります。かつて年商3億円の会社を経営し、タワマン暮らしを謳歌していた男性が見栄を手放した先で見つけた、本当の安らぎとは?

すべてを整理し終えて選んだ「終の棲家」

崖っぷちで夫婦を救ったのは、近年の不動産価格の上昇でした。かつて7,000万円で購入したタワマンは、約1億円で売却することができたのです。しかし、その売却代金がそのまま老後資金になったわけではありません。

 

住宅ローンの残債に加え、会社を維持するために個人保証で抱えていた借入金の返済、法人の清算費用などが重くのしかかりました。売却代金の大半はそれらの支払いに消え、最終的に手元に残ったのはわずかなお金だけでした。

 

そんな2人が終の棲家に選んだのは、家賃4万2,000円の市営団地。間取りは2DK。エレベーターのない4階建ての3階です。老後の生活費を考え、住居費をできるだけ抑えられる住まいを探した結果でした。

 

「最初は、あまりのギャップに涙が出ました。でもね、住んでみたら信じられないくらい心が軽くなったんです」と奈美子さんは微笑みます。

 

何より大きいのは、お金の恐怖からの解放でした。住居費が安くなり、月13万円の年金だけでも、慎ましく生活できるように。

 

「タワマンにいた頃は、デパ地下で高い惣菜を買ったり、高い服を着たりしていました。でも、ここへ来てからは、近くのスーパーの特売チラシを見るのが毎日の楽しみに変わりました。周りの住人も等身大の暮らしをしています。誰も私たちの過去なんて気にしないし、私も誰かと比べる必要がなくなった」

 

見栄という名の重荷を捨て去り、団地で手に入れた「安らぎの日常」。長尾さん夫婦の幸福な老後は続いていきます。

 

 

【注目のセミナー情報】​​​

【資産防衛】6月17日(水)オンライン開催
《財務・資産承継戦略》
令和版「お宝保険」の正体とポテンシャルは?

 

【資産運用】6月18日(木)オンライン開催
《決算対策・財務戦略》
2026年版・太陽光投資の“4つのメリット”

 

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧