何もしないで1日が終わってしまった…65歳元管理職、資産7,000万円を誇りながら“虚無感に満ちた老後”。価値観が一変したきっかけは「ある夜、1本の電話から」

何もしないで1日が終わってしまった…65歳元管理職、資産7,000万円を誇りながら“虚無感に満ちた老後”。価値観が一変したきっかけは「ある夜、1本の電話から」
(※写真はイメージです/PIXTA)

「定年後、毎日が退屈で仕方ない」「何もしないことに虚無感や罪悪感を感じる」。そんな悩みを抱える人は少なくありません。しかし、その何も起きない日常は、そもそも悪いことなのでしょうか。65歳の洋司さん(仮名)も、穏やかな年金生活にどこか物足りなさを感じていました。ところが、ある日息子からかかってきた一本の電話をきっかけに、その価値観は大きく変わることになります。

「何もしないで1日が終わる」というぜいたくな時間

朝起きて、散歩をして、昼寝をして、買い物をして帰る。何も変化がない毎日。当時はそれが物足りなく思えました。ですが、それは決して当たり前の状態ではありませんでした。

 

「自分も家族も、何事もないのが一番なんだな」

 

老後資金というと、多くの人は自分たち夫婦の生活費や医療費、介護費用を思い浮かべます。しかし実際には、子どもや孫に関する予期せぬ支出が発生することも少なくありません。

 

子どもの離婚や失業、孫の教育費支援、家族の病気や介護、住宅関連のトラブル。こうした出来事は、老後資金の計画を大きく狂わせる可能性があります。

 

だからこそ、老後資金は「自分のためのお金」だけではなく、「家族に何かあったときの備え」という側面も持っています。また、定年後に感じる退屈さや虚無感は、多くの場合、大きな問題が起きていないからこそ生まれるものです。

 

「何もしないで1日が終わる」

 

ネガティブに語られがちですが、決して空虚なことではありません。自分も家族も大きな問題を抱えずに過ごせている証であり、長い人生の中では、ぜいたくな時間なのかもしれません。

 

 

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