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いちばんの違いは意識の持ち方
ここまで定年や役職定年をきっかけに残念な状況に陥るケースと、いろいろありながら前向きにうまくいくケースをみてきました。
両者の違いはどこにあるのか。結局のところ意識のありようがいちばん大きいと思います。目先の忙しさに逃げ込んで見て見ぬふり、管理職だったプライドにこだわって会社や周りへの不満に終始、ではうまくいかないのも当然です。
「自分は何もできない」という思い込みも同じです。私が研修で会ったなかには、「私はこれから何ができるんでしょうか?」と言う人が一定数います。
言い換えると「これまでこういう仕事をして、こういう経験をしてきたけど、それで何ができるのか」ということで、自分のこれまでの仕事の延長線上でしか考えていません。
そういう人は、少し時間はかかるかもしれませんが、頭を冷やして現実と正面から向き合う必要があります。
19世紀末から20世紀にかけて活躍したアメリカの心理学者にウィリアム・ジェイムズという人がいます。彼の有名な言葉が「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」というものです。
すべては意識から始まるのです。私が行う研修も「意識を変える」ことにフォーカスし、グループワークなどさまざまな方法で内省と気づきを促していきます。
そうすると終わり頃には「今まで後回しにしてきたけど、正面から向き合わないといけないことが分かった」「今のままではいけない。変わらないと」という言葉が出てきます。
こうした危機感、切迫感は意識が変わった一つの現れであり一歩前進です。

